Yahoo!ニュース

押入れをDIYしたい。解体は自分でできるの?アラフォー主婦が一人でやってみた!

かわあゆDIYリフォームアドバイザー

家の収納といえば、今ではクローゼットやウォークインクローゼットが普通ですが、昭和の家で収納といえば『押入れ』ですよね。

布団を入れたり、ちょっと大きめの物や衣装ケースを入れたりしている方も多いと思います。

でも、押し入れってちょっと使いにくかったりするんですよね。

上下二段に分かれているだけで、積み重ねて収納すると奥の物や、積み重なった下の物が取り出しにくかったり・・・。

この押入れ、中段を取り払ってしまえば、上部にポールをつけてクローゼット風にできたり、ちょっとしたワークスペースや子どものプレイスペースにしたり・・・。

押し入れの活用法が一気に広がります。

押し入れの解体はDIYでできる?

というわけで、アラフォー主婦、押し入れ解体やってみました!

『解体』というと、力仕事で女性にはムリなんじゃ・・・と思うかもしれませんが

意外と簡単。解体の順番を知っていれば、アラフォーの私でもキレイに解体できました。

必要なのは、バールとカナヅチ。

それでは、順を追って解体のやり方を説明していきます。

こちらの押し入れ。中段を取り外していきます!

ぞうきんずりを外す

中段の板の端を囲むように付いている細い角材を『ぞうきんずり』といいます。

まずはこのぞうきんずりを外していきます。

バールの先をぞうきんずりと板の間に差し込んで、テコの原理でぞうきんずりを剥がします。

釘が刺さっているので、気をつけて。

中段の板を外す

すべてのぞうきんずりを外したら、中段を下側から金槌でたたきます。

留めてある釘が少しずつ浮いてきたら、バールで釘を抜いていきます。

釘が抜けたら、板を取り外します。

板を取り外したところ。

写真のように、下地となっていた角材が数本通っています。

この角材も、先ほどの板と同様に下側から金槌でたたいて取り外します。

角材を全て取り外しました!

残るは前後に付いているちょっと太めの角材です。

こちらも、釘が打ち付けてあるのと反対の方向から金槌でたたき、

バールをつかって剥がしていきます。

ここは太い釘で留めてあったりするので、すこし力が要りますが

テコの原理をうまく使って取り外していきましょう!

中段が取り外せました!! スッキリ。

床の補強もしてみよう

ついでに床の補強もご紹介。

押し入れの床は、ベコベコの薄い板。人がこの上に乗るには強度が足りません。

1~2cm厚の板で補強しましょう。

押し入れの床は、中段と同じ構造。下地の角材の上に板をかぶせて、ぞうきんずりで板を固定してあります。

中段と同じ要領で、ぞうきんずりを外し、床と同じサイズにカットした厚めの合板を固定。

最後に、外したぞうきんずりを元に戻して固定します。

これで、人が乗っても大丈夫です!

さぁ、このスペース、どんなふうに使いましょう?

次回は押し入れリメイクの一例をご紹介しますね!

DIYリフォームアドバイザー

昭和の家をセルフリノベーションする主婦大家。海外風、カフェ風インテリア好き♪古いお家も、ダサいお家もDIYで大好きなお家に変えよう!

かわあゆの最近の記事