【京都市西京区】洛西のサクラ満開 竹林公園 小畑川中央公園 ニュータウン境谷の並木道 阪急上桂駅でも
京都地方気象台(外部リンク)が植物季節観測で発表したサクラ(そめいよしの)の満開は、2024年4月5日、例年より1日遅く、昨年より13日遅い結果となりました。洛西の各地でもさくらが満開になって、行き交う人たちの目を惹いています。各所で立ち止まってスマホを向ける人たちの姿が見られます。
全国各地から多くの竹類を収集して「生態園」に植栽してあり、また貴重な資料などを「竹の資料館」に展示する京都市洛西竹林公園では、資料館前の高台から洛西の展望ができます。洛西の街を背景に、桜が満開となっていました。
洛西ニュータウンの間を貫く小畑川中央公園では、沿岸のあちらこちらで桜並木が満開となって、見事に咲き誇っていました。約800本の桜が植えられています。
気温が21度を超えた暖かい陽気の中で、水辺の舞台周辺では、川の水で涼をとりながらくつろぐ親子連れやカップルなどの姿もちらほらと。
洛西ニュータウンのど真ん中、境谷センターの近くでは、団地横の桜並木がアーチ状に連なって満開となり、樹々の下の道を歩く人たちの目を楽しませていました。
境谷幼稚園前の桜も見事に咲き誇っています。洛西ニュータウンでは、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラ、シダレザクラなどの他、花びらが緑色の「鬱金(ウコン)」、や「上溝桜」、竹林に覆われていることなどから「かぐや姫桜」など、さまざまな種類のサクラが咲き誇ります。
電車と一緒に桜が見られると評判の阪急電鉄上桂駅前の桜並木もここ数日で一気に満開となりました。西山山麓では、大原野神社の千眼桜、十輪寺のなりひら桜、勝持寺の西行桜、善峯寺の桂昌院しだれ桜といった著名な桜を愛でることができる名刹の桜もいよいよ見ごろを迎えています。
オーバーツーリズムとは無縁の西山山麓の桜を愛でに足を運んでみてください!