【浜松市】八咫烏が導く!賀茂神社の創建750年周年記念御朱印の頒布日時をご紹介
浜松市中央区(旧中区)に鎮座する賀茂神社が2024年で創建750年を迎えました。同社ではこれを祝い「創建750周年記念御朱印」の頒布を9月8日(日)から開始。
御朱印には、東征中の神武天皇を道案内し正しい方向へと導いた八咫烏(やたがらす)が描かれています。
詳しい頒布日時は後述しますが、特別御朱印の頒布は毎日ではないんですよ。
JR浜松駅から西へ約1.7キロ。
賀茂神社は静岡県道62号線沿いにあり、鎌倉時代中期の1274年にこの地へ鎮座して以来、今年で創建750年を迎えました。
賀茂神社がこの地にお祀りされるようになったのは、かつて京都の上賀茂神社にて祭事を担っていた賀茂氏が浜松の土地を賜ったのがきっかけです。
そして亀山天皇の宣旨を受けて賀茂の神様の御分霊をいただき、賀茂神社として鎮座しました。
同社は江戸時代中期に万葉集を研究した国学者・賀茂真淵の氏神でもあり、かつては境内に賀茂真淵も祀られていました。※現在、賀茂真淵は縣居(あがたい)神社に祀られています
賀茂神社の拝殿および本殿は、白い鳥居の先に。
手水舎は参道の左側に。駐車場はその奥です。
駐車場の入り口は少し分かりにくいので、見落とさないようにご注意くださいね。
境内は清々しく、活気に満ちた雰囲気に感じられました。
参道両側の石垣に植えられた葉物植物を見たり周囲を見渡したりしながら拝殿へ近づくと、氏子さんたちが拝殿内外の掃除をしていました。
高い場所は脚立を設けて拭き掃除を、外の回廊部分はモップで水拭きをし清めています。
私が参拝したのは月次祭(つきなみさい / 毎月決められた日に行われるお祭り日)前日・9月30日のこと。ということは、もしかして翌日に控えた月次祭の準備?
そう思いながら賽銭箱に目を留めると、そこには創建750年周年記念御朱印の頒布日時が書かれたポスターが掲示されていました。
そう、特別御朱印の頒布は毎日行われておらず、2024年9月から12月までの毎月1日と15日の月参り日とその前日および、12月31日から2025年1月3日までなんです。
しかも頒布は日にちだけではなく時間も限定。さらに創建以来、750年の歴史の中で初めての記念御朱印なんです。
これは貴重…!
気になる10月以降の頒布日時は以下の通りです。
・10~12月の14日及び月末…午後1時~午後2時まで
・10~2月の1日及び15日…午前8時~午前9時まで
・12月31日、翌年1月1日~3日…午前10時~午後3時まで
また、賀茂神社から350mほど離れている縣居神社でも特別御朱印を頒布していますが、こちらは不在の場合があるので必ずいただけるわけでもないそう。なお、縣居神社でいただく際には、賀茂神社への参拝も忘れずに。
この日、頒布時間の拝殿内は拝受待ちの参拝者が列を成していました。
拝受待ちの列に驚きながら拝殿の中に入り、掃除が終わった氏子さんへこの掃除の目的を尋ねると、「明日は月参り日なので」と教えてくださいました。
隅々まで丁寧に清められた拝殿内は、さっぱりと清々しく。
普段、他社への参拝時に拝殿内へ昇ることは珍しいので、これも貴重な体験です(あるとすれば昇殿参拝の時くらい?)。
ところで、なぜ賀茂神社の御朱印に八咫烏が描かれているのかと云うと、それは同社の御祭神・鴨建角身命(カモタケツヌミノミコト)の別名だから。
御朱印には賀茂神社神紋の双葉葵と、同社ゆかりの丹塗りの矢も描かれています。
賀茂神社で、正しい方向へと導く八咫烏が舞う創建750周年記念御朱印を!
<基本情報>
施 設 名:賀茂神社
住 所:所在地:静岡県浜松市中央区東伊場1丁目17-1
創建750周年記念御朱印の初穂料:1枚500円
駐 車 場:あり(無料)
公式サイト:なし / 参考:井伊谷宮のInstagram(外部サイト)※井伊谷宮では賀茂神社の創建750周年記念御朱印は頒布しておりません
2024年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。