3月も中旬を迎え、いよいよ桜の季節がやってきますね！待ちに待った温かく、外出したくなるシーズンです。これから1週間ほど、春に歩きたい名古屋のお花見モデルコースをご紹介したいと思います。

お花見スポットをつなぐハイキングから、お花見がてら観光を楽しむルートまでピックアップしたいと思いますので、お楽しみに！天白区天白公園〜細口池公園に続いて今回、ご紹介したいのは、西区名城公園〜東区SHUMOKU CAFEです。

名古屋城を中心とした約80haの総合公園「名城公園」。四季折々の魅力があり、市民憩いの場として親しまれる公園ですが、中でも一番趣を感じさせてくれるのが"春のシーズン"です。

公園の中心になっている「おふけ池」の周辺に桜が咲き、シートを広げてお花見をする人々が風物詩となっていますが、実はその奥にある広場（南遊園）には名古屋を代表する絶景が待っています。

それが桜と名古屋城のコラボレーションです。北側のお堀にかけて一部の区間、天守閣に寄り添うように桜が咲き誇ります。一本が大きく、とても見応えがありますよ。

少し手前に引いて見ると、ユキヤナギと桜の両方と、名古屋城がコラボレーションするポイントもあるので、ぜひ探してみてください。

名古屋城の区画に入るためには入場料が必要ですが、こちらは名城公園区内のため入場料はいりません。こんな素晴らしい風景が見られるのに無料とは、本当に穴場ではないでしょうか。

そんな名城公園と併せて、ぜひ足をのばして欲しいのが、名城公園から徒歩約30分ほどの場所にある「文化のみち橦木館（しゅもくかん）」です。この建物は、輸出陶磁器商・井元為三郎（いもとためさぶろう）氏のかつての邸宅。

敷地には和館、洋館、東西二棟の蔵、茶室、庭園まで、邸宅の全体が保たれており、ステンドグラスや数々の職人技があしらわれ、見応えある近代建築物です。

そんな橦木館の旧応接室では「SHUMOKU CAFE」が営業しています。おすすめは「パンケーキセット」です。紅茶のクリームソーダと、ドーナツ型のパンケーキがセットになっています。

紅茶のクリームソーダは、スッキリとしていながら優しい甘さで、華やかな香りが心地よく、とても飲みやすい一品。

焼き立てのパンケーキはふわふわ＆モチモチ食感です。一口いただくと、どこか懐かしい優しい甘さを感じられ、思わずほっこりと笑顔になります。

名古屋のメジャーな桜の風景と、やや穴場な歴史＆カフェスポットをめぐるモデルコースを組んでみました！

少し距離があるので、シェアサイクルという交通手段もおすすめです。敷地内にはCharichari（チャリチャリ）のサイクルポートが設置されているので、チェックしてみてください。

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