創業4周年〈福岡市博多区を中心に現在も拡大展開中〉子どもの頃に食べた昔懐かしい博多ラーメンの味を再現
本場の博多ラーメンの味を追求し続ける豚骨ラーメン専門店「博多一幸舎」。その創業者の方がプロデュースしたお店が〈博多ラーメン専門店 幸ちゃんラーメン〉。シンプルな味わいの毎日食べても飽きのこないラーメンをコンセプトとした博多ラーメンは、豚骨スープの旨みのインパクトはありつつも重たくはなく、子どもの頃に食べた昔懐かしいラーメンの味を再現した一杯。それが、福岡県福岡市博多区を中心に瞬く間に人気となり、今現在も多店舗展開し続けている勢いのあるお店。それが「幸ちゃんラーメン」だ。
2020年の創業以来、地元民をはじめ多くの支持を集めた人気店は、創業わずか4年というのに飛ぶ鳥を落とす勢いで全国13店舗(2024年4月末現在)までに拡大している。そんな中、2020年の3月に、最も早くオープンした店舗が〈幸ちゃんラーメン西月隈店〉であり、自身でも初めて「幸ちゃんラーメン」の味を知ったのがこちらのお店になる。
朝8時からオープンする希少店
福岡市内では、博多駅前に店を構える「博多本店」をはじめ、7つある店舗のうちで、朝8時から営業しているのは、ここ〈幸ちゃんラーメン西月隈店〉とJR博多駅筑紫口のデイトスアネックスの1階にある「幸ちゃんラーメン博多駅筑紫口店」の2店舗のみだ。
4年前の開業当時と変わらず「朝ラーメン」がいただけるお店として人気を誇る「西月隈店」は、国道3号線の空港バイパス沿いにあり、福岡都市高速も近くに通っている立地のため、郊外型店舗のお手本のような車で訪れやすい店舗。大きな敷地の中に多くの駐車スペースを確保している。(※同敷地内の「バソキ屋」さんとの共同駐車場になっている)
トッピング類も豊富なメニュー構成
今回は9時頃の訪問で、朝のラッシュ後の落ち着いた時間帯。入口を入って右手すぐにある券売機での選択は、最上段左上のベーシックな「ラーメン」を発券した。券売機のメニュー表示を見てお分かりいただけるお通り、博多ラーメン専門店ながら、ラーメンのメニューのほかにサイドメニューが豊富に取り揃えられているので、その日の気分や体調に合わせて選択できるのも楽しみの一つになっている。
ワンオペで仕切ることも多い広い店内
発券した食券を、お店のスタッフさんへお渡しし、麺の硬さは「カタ」で注文。お冷をセルフで注ぎ、空いている厨房側のカウンター席に着席。待つことしばしで、お目当ての「ラーメン」がトレーに乗せられて目の前に置かれる。ここ「西月隈店」は、広い店内のため基本的にセルフでの提供が前提。券売機、給水器、テーブル拭き用のダスター、食器類の返却口が用意されていて、特に厨房から離れた席では、ショッピングモールのフードコートのようにラーメン類があらかじめトレーに乗せられ、セルフで受け取りをおこなうシステムになっている。
甘めのスープに癒される懐かしい一杯
豚骨のスープは、乳化させずにカエシがしっかりと効いた一杯。どちらかというと甘めなスープで、昔懐かしい滋味深い博多の豚骨ラーメンという雰囲気で、毎日食べても飽きのこない感じの安心感のある佇まい。最近の上品な感じの博多ラーメンを食べ慣れている方にも、このラーメンは普通に刺さる一杯になるのではないだろうか。
麺は製麺屋慶史謹製。スープとの絡みが心地よいパツパツ食感の細麺。チャーシューは薄切りの大判レアチャーシューで、とても柔らかく肉感もある。火が通りやすいので、なるべく早めに食べることをおすすめしたい。
もし、お近くに「幸ちゃんラーメン」があれば、この昔ながらの博多ラーメンを、ぜひ一度ご賞味いただければ幸いです。
博多ラーメン専門店 幸ちゃんラーメン西月隈店
住所 :福岡県福岡市博多区西月隈1-16-1[地図]
営業時間:8時00分〜22時00分(L.O.21時45分)
定休日 :水曜日
駐車場 :専用駐車場あり