「梨の皮を剥く」←「ちょっと待って!」料理人からのお願い【その理由とは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは、今が旬の「梨」を楽しんでいますか?
梨は品種にもよりますが、8月後半から10月頃にかけてが一番おいしい季節です。みずみずしい食感と甘みが魅力の梨ですが、実は皮ごと食べることでさらに、その美味しさを引き立てることができるんです!
「えっ、梨の皮を剥かずに食べるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は梨の皮は食べることができます!
そこで今回は、皮の魅力について料理人の視点から詳しく解説していきたいと思います。梨が好きな方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 梨を皮ごと食べる2つのメリット
- 梨の正しい洗い方
- 最後に
梨を皮ごと食べる2つのメリット
梨を皮ごと食べるメリットは、主に2つあると私は思います。
1つ目が「栄養価の高さ」です。
実は、梨の皮には、「食物繊維」、「ポリフェノール」、「クエルセチン」などが豊富に含まれています。
2つ目が「糖度の高さ」です。
ご存知でしたか?実は、梨は皮に近いほど、糖度が高くなります。
そのため、皮ごと食べることで、梨の甘みをより一層楽しむことができるのです!
梨の正しい洗い方
ここまで読んで、『皮ごと食べてみよーかな!』と思った方のために、今から「梨の正しい洗い方」を伝授したいと思います。
こちらの方法は、実際に私が使用している方法で、簡単にできるのでぜひ試してみてくださいね!!
今回使うのアイテムは、「重曹」です。具体的な手順は以下の通りです↓
①水を張ったボールに重曹を入れる。
②その中に梨を1分ほど浸ける。
③スポンジで擦りながら流水で洗う。
※水と重曹の割合は、水500mlに対して重曹小さじ1が目安です。
もし、ご自宅に「野菜専用の洗剤」があればそれを使っても良いのですが、ない場合はこの方法をお試しください!
最後に
今回の内容は、『梨は皮ごと食べるべきだ』というものではありません。私はただ、皆さんに“こんな楽しみ方もあるんだ”と感じてもらえたら嬉しいなと思い、1つの『新しい選択肢』としてご紹介しました。
確かに、梨を皮ごと食べるメリットもありますが、やっぱり大切なのは『自分が美味しいと思う方法で楽しむこと』です。だから、無理に皮ごと食べる必要はなく、皆さんの好みに合わせて、自由に楽しんでいただければ嬉しいです。