【ゴルフ】プロのようなバックスピンをかけるためのポイント
スピン量が10000回転程度必要
ツアー選手のウェッジでのショットのように、ボールがグリーンに落ちてからピタッと止まる、さらには、ギュギュっとバックスピンで戻るショットに憧れているゴルファーは多いだろう。
グリーンの傾斜やかたさや速さによって変わるが、バックスピンをかけるためには、10,000rpm(rpm=revolutions per minute、1分あたりの回転数)程度のスピン量が必要になる。バックスピンはスピン量が多いほどかかりやすくなる。
バックスピンがかかりやすいクラブの動き
ヘッドスピード
ヘッドスピードは速ければ速いほどスピン量が増えやすい。クラブとボールの摩擦が大きくなるからだ。
一般男性のドライバーのヘッドスピードは40m/s(m/s=meters per second、メートル毎秒)。この程度のヘッドスピードがあれば、ウェッジでバックスピンをかけることは可能。
一般女性のドライバーのヘッドスピードは32m/s。このヘッドスピードではウェッジでもバックスピンをかけるのは難しい。
ゆるやかなダウンブローとハンドファーストインパクトの両立
バックスピンをかけるには、ゆるやかなダウンブローと、手元がヘッドより先行するハンドファーストインパクトの両立が必要だ。ゴルファーの多くはダウンブローに打てているが、ハンドファーストになっていない。もしくは、ダウンブローとハンドファーストにはなっていても、それらの度合いが強すぎて、ボールに高さがでないため、バックスピンがかからない。
クラブとボールが重要
打ち方だけではバックスピンをかけることは難しい。ある程度ヘッドスピードがあり、ゆるやかなダウンブローとハンドファーストの両立ができていても、スピン性能が高いウェッジとボールを使用しなければ、スピン量が増えないのでバックスピンはかからない。
ツアー選手が使用しているようなウェッジやボールを使うことでバックスピンをかけやすくなる。
特別なテクニックは必要ない
50ヤード以内の短めの距離でバックスピンをかけるには高度なテクニックが必要だが、ウェッジのフルショットでバックスピンをかけるには、特別なテクニックは必要ない。
男子ツアー選手並みのバックスピンをかけるには、男子ツアー選手並みのヘッドスピードが必要なので、一般男性には難しいかもしれない。しかし、ウェッジとボールのスピン性能があり、ボールをしっかりつかまえるショットを打てれば、ボールを止めたり戻したりできる。
<関連情報>
バックスピンをかけるために必要なこと(GOLFERS SUPPORT)