ジーターに続きA-RODも球団オーナーに!? メッツの買収を検討中
アレックス・ロドリゲスが、ニューヨーク・メッツの購入を検討しているという。ニューヨーク・ポストのソーントン・マケナリーが、2月14日に報じた。
メッツのフレッド・ウィルポンCEOとジェフ・ウィルポンCOOは、球団の所有権の80%をポイント72アセット・マネジメントのスティーブ・コーエンに売却しようと動いていたが、先日、交渉は決裂した。ちなみに、ウィルポンは親子。コーエンはメッツのマイノリティ・オーナーだ。メッツの8%を所有している。
マイアミ・マーリンズでは、オーナー・グループの一人であるデレク・ジーターが、CEOを務めている。ジーターとA-RODは、かつて、ニューヨーク・ヤンキースで三遊間コンビを組んだ。それまでは2人とも遊撃を守っていたが、A-RODは2004年2月にテキサス・レンジャーズからヤンキースへ移り、三塁へ回った。先頃、ジーターは殿堂入りが決まっただけでなく、A-RODも薬物使用がなければ、間違いなく殿堂に迎えられる選手だ。ユニフォームを脱いだのはジーターの2年後なので、まだ選考投票にはかかっていない。
選手時代のジーターは、ヤンキース一筋だった。A-RODも、メッツではプレーしていない。シアトル・マリナーズ、レンジャーズ、ヤンキースの3球団だ。けれども、少年時代のA-RODはメッツを応援していて、キース・ヘルナンデスが大好きだったという。育ったのはマイアミだが、フロリダ(現マイアミ)・マーリンズが誕生したのは1993年。A-RODは、この年のドラフト全体1位だ(ジーターは前年の全体6位)。2年前にはESPNの番組で、FAとなった2000年のオフに10年2億5200万ドルでレンジャーズと契約したことについて、メッツへ行くべきだったと語っている。
マーリンズとメッツは、どちらもナ・リーグ東地区の球団だ。A-RODがメッツのオーナーになれば、両球団が対戦する試合には、ジーターとA-ROD(と婚約者のジェニファー・ロペス)が揃うかもしれない。