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【早生まれ】って損?2月生まれの娘を子育てして感じる早生まれのいいところ

保育士ごんちゃん保育士/チャイルドカウンセラー

こんにちは!保育士ごんちゃんです。

「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に従事しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。

そして私も現役の子育て世代で、2人姉弟の育児に日々奮闘しています。

娘は2019年2月生まれなのですが、ちょうど今月4歳の誕生日を迎えました。娘の子育てが始まってもう4年も経つのかと思うと、振り返ると本当にあっという間に感じます。

そこで今回は「早生まれ」の子育てをしてみて感じていることについてお話していきます。

▼早生まれって損なの?

1月〜3月が誕生日の、いわゆる早生まれのお子さんを育児中の保護者さんから、特に入園を控えて不安や心配の声を伺うことがあります。

それは、学年で考えると1〜3月生まれのお子さんは月齢が小さくなるので、成長が遅かったりできないことが多かったりするので、周りの子についていけるか不安に感じるからですよね。

そのため「早生まれは避けて子どもを授かろう」とする方も一定数いるようですが、2月生まれの娘を育てる私が実際どうだったかというと、妊娠出産時も全く気にしませんでしたし、今も特に不利や損に感じることはありません。

たしかに保育園や幼稚園に入園して学年という単位を意識するようになると、早生まれの場合は同級生と比べてできないことが多くなりがちなのは仕方のないことです。

なぜなら4月生まれと3月生まれでは最大11ヶ月の差がありますので、早生まれは身体が小さかったり、月齢的に追いつかない部分があって当然ですよね。

しかし私はむしろ「早生まれっていいな」と思うところが多々ありますので、今回はその点について紹介していこうと思います。

▼早生まれってこんないいところがある!

常に一歩先の刺激がある

早生まれの子どもは、月齢的に早くいろいろなことに挑戦できる機会をもらえますよね。例えば入園を考えても、4月生まれのお子さんは3歳11ヶ月で年少入園なのに対して、3月生まれのお子さんは3歳1ヶ月で年少入園になります。

そのため、4月生まれのお子さんが3歳1ヶ月のときには経験できなかったようなことが経験できたり、少し難しいことにチャレンジすることがいい刺激になったりします。

人が成長するためには「ちょっとがんばったらできるかも」と思えるような「乗り越えられる小さな壁」を少しずつ乗り越えていくことが大切です。

早生まれの娘もそのようにたくさん経験できる機会をもらえていて、いい刺激になっているように感じます。

自己肯定感を育むチャンス

早生まれの子は身体機能の発達の差から、できないことがあるのは仕方がないと思います。それによく「できることが多い=自己肯定感が高まる」と思われがちなのですが、それには誤解があります。

「できることが多いほど自己肯定感が高まる」というより「できないことがある自分も含めてそれでいい」「ありのままの自分に価値があるんだ」と思えるのが本当の自己肯定感です。

できるときの自分も、できないときの自分も、どんな自分も肯定できている状態が自己肯定感が高い状態なので、早生まれの子は同級生に比べてできないことがあっても普通なので「それでもいい」と伝えていけるチャンスが多いと思います。

つまり、本当の意味での自己肯定感を育むチャンスが多いのだと感じます。それもひとつ早生まれのいいところです。

ゆっくり成長を楽しめる

早生まれの子を育児していると、過ぎていく季節に対して月齢がゆっくり追いついていくような感覚があります。

最近まで、年少の娘は3歳だったので「まだ3歳でラッキー!」と思うことが多々ありました。例えば、3歳までは無料、とか3歳まで得られる特典などがたくさんあるのもそのひとつです。

さらに、私は「子どもが今の子どもでいる時期なんてあっという間に過ぎていく」という感覚が強いことも、ゆっくり成長を楽しめて良いと思う要因だと思います。

実際、あっという間に今月4歳になりましたし、どんどん成長していってしまいます。嬉しいようで寂しいようで…子どもが幼い時期なんて本当にあっという間です。

▼早生まれの大人はどう思っている?

私は仲がいい2月生まれの友人がいるのですが、その友人が「自分の子どもも2月生まれに産みたいと思うくらい自分の誕生日が気に入っている」と言っていました。それを聞いてさらに「早生まれは損」なんてことはないんだなと確信しました。

また、私のInstagramアカウントにも、保護者の方からいろいろな体験談やコメントを寄せていただきましたので、ご紹介しますね。

わたしが早生まれですが、損に感じたことないです!親がどう感じていたかはわかりませんが… 子供たちはみんな4、5月生まれなんですが、逆に損だなぁと感じること多いですよ。保育園は特に、ある程度平均の子を目安にされるので、うちの子はもうそれできるのになーとか。例えば、ハサミとか箸とか字とかですね。もちろん個人差が一番ですが、ちょっと難しいことをするっていうのが、子供の成長にはいいですよね 長女は特に誕生日も一番早く気質がしっかり者なので保育園では先生からも頼られてるらしく、家ではめちゃくちゃ甘えて泣き虫で、先生もギャップに驚いてます。保育園では、しっかりしなきゃ!と思うらしく、それがストレスになるのなら不憫だなぁと思います。

私自身4/1の学年で1番遅い誕生日でしたが、幼少期から今まで損だとか気にしたことも無く、いいことが沢山だったなって気に入ってますむしろ、大きくなってから早生まれは損みたいなこと聞いて、びっくりしたくらい自分自身マイペースで人よりゆっくりめだけど、それは生まれもった性質で、逆にやれて当たり前とかのプレッシャーもなく、よりマイペースにいれてよかったなと思ってます

私自身3月生まれですが、親は特に何も思わなかったそうです。あと、幼稚園に入った時から背丈は一番後ろでした笑笑 これは毎回大人に驚かれた覚えがあります今167センチです。

我が家の長女は4/1産まれ(早生まれ最終日)です。ですが幼稚園では背の順は真ん中、リレーの選手、何故かリーダーシップ発揮と個性爆発してますね。反対に早生まれでない第二子(弟)の方は背の順前の方、色々とマイペースでスローに動いています。その子の性格がよく出ますね

我が家の2月生まれボーイ。

保育園通いはじめのころは不安ばかりでしたが、3年通いつづけて感じたこと。

早生まれは確かに成長はゆっくりかもだけど、4月生まれに負けないだけの早く成長していることもある!!

私自身が早生まれで子供の頃あまりいい思いをしてこなかったので、子供にはそうなってほしくない…っと子供に強く言い聞かせたりします。

大人になってからはいい事が多いですが笑

できないけど…頑張ってることを褒めないとですね気をつけます

小さいうちは関係ないですけど早生まれって歳を重ねると得した気分なりますよね3月生まれの同級生がまだ34歳なのに私は5月に36歳とかなんか悔しい!笑

▼生まれた月で全部は決まらない!大切なのは受け止め方

みなさんの体験談をご覧いただいても分かる通り、生まれた月で全部は決まりません。

ただ、周りの大人が「早生まれは損」って思っていたり、そんな声かけをしてしまうと子ども自身が思い込んでしまうことはあるかもしれません。

実際、私自身は5月生まれなのですが、よかったと思うこともあれば、そんなにと思うこともあるので、何月に生まれたっていろいろあるんじゃないかな?と思います。

早生まれのお子さんを子育て中のみなさん、引き続きわが子の成長を楽しんでいきましょうね〜!!

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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

保育士/チャイルドカウンセラー

国立大学で子どもの自立支援について研究中の子育て支援保育士。九州大学教育学部卒。2019年2月に女の子、2021年11月、2023年10月に男の子を出産した3児の母。HSP(Highly Sensitive Person)の気質を持ち、人生で2度のうつ病を経験。現在はがんばりすぎるのをやめて「無理せず自分らしく」がモットー。育児のお役立ち情報やライフハック、子どもと楽しく過ごすための遊び心などを発信。

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