Yahoo!ニュース

【交野市】エチオピア音楽に出会える貴重な機会 12日に交野市と同国の国際交流コンサート

具志堅浩二フリーライター(四條畷市・交野市)

 交野市とエチオピアが音楽を通して文化交流を行う「令和6年度 万博国際交流プログラム 交野市×エチオピア国際交流コンサート」が10月12日、星の里いわふね体育室で開かれます。

写真中央の建物内に会場となる星の里いわふね体育室があります
写真中央の建物内に会場となる星の里いわふね体育室があります


 このコンサートは、2025年の大阪・関西万博を契機に全国各地での国際交流と地域課題の解決を促す「万博国際交流プログラム」の一環。大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーを務める音楽家・数学研究者・STEAM教育家の中島さち子さんと連携して開かれるそうです。

10月12日(土)に星の里いわふね体育室で開催
10月12日(土)に星の里いわふね体育室で開催


 当日は、交野を拠点に活動する和太鼓奏者・佐伯篤宣さんが率いる和太鼓の郷土芸能団体「サエキ囃子」のほか、エチオピアからはアート集団「Fendika(ファンディカ)」(9名)、中島さん率いる「KURAGE BAND(クラゲ バンド)」らが出演する他、エチオピア文化学者・映像人類学者の川瀬慈・国立民族学博物館教授がトークショーを行う予定。また翌日には、エチオピア文化を体験・交流するベンガラ染めワークショップも行われるそうです。

エチオピアのアート集団「Fendika(ファンディカ)」(提供:佐伯篤宣さん)
エチオピアのアート集団「Fendika(ファンディカ)」(提供:佐伯篤宣さん)

KURAGE BAND(クラゲ バンド)(提供:佐伯篤宣さん)
KURAGE BAND(クラゲ バンド)(提供:佐伯篤宣さん)

和太鼓の郷土芸能団体「サエキ囃子」(提供:佐伯篤宣さん)
和太鼓の郷土芸能団体「サエキ囃子」(提供:佐伯篤宣さん)


 「今年8月末、実際にエチオピアを訪問する機会をいただきました。想像のアフリカおよびエチオピアと、実際に眼でみて肌で感じるモノはここまで違うのか、と改めて『実際にふれること』の大切さを実感しました」と語るのは、サエキ囃子の佐伯さん。

 「今回エチオピアから初来日するFendika(ファンディカ)の音楽には、土地の匂いが感じられます。人類最古の土地とされるエチオピアの本物の音楽を実際に感じられる二度とない機会を地元交野市で提供できること、とてつもなく光栄であり感謝の気持ちでいっぱいです。ひとりでも多くの皆さまと、Specialな時間をともにできますことを楽しみにしています」と来場を呼びかけています。

 当コンサートで一体どのような音楽が楽しめるのか、興味のある方は会場を訪れてみてはいかがでしょうか。

令和6年度 万博国際交流プログラム 交野市×エチオピア国際交流コンサート
日時:2024年10月12日(土)14:00開場・14:30開演
会場:星の里いわふね体育室(交野市私市9-4-8
チケット:無料(要予約/先着順)
申し込み先:https://katano-ethiopia.peatix.com
問い合わせ:katano-ethiopia@steam21.com(交野エチオピア国際交流事務局)
共催:株式会社steAm/サエキ囃子保存会
協力:星の里いわふね指定管理者 シンコースポーツ株式会社
後援:交野市/交野市教育委員会

フリーライター(四條畷市・交野市)

1968年大阪府生まれ。バス・タクシー業界紙、電機業界誌の記者などを経て、2015年に独立。現在は、ヤフーニュースオリジナルTHE PAGEや週刊エコノミストなどで、環境問題、食料安全保障、公共交通から街ネタを含めて幅広いジャンルの記事を取材・執筆中。Yahoo!ニュース エキスパートでは、「地域とそこに住む人が好きになる」記事を追い求めて頑張ります!

具志堅浩二の最近の記事