【ガーデニング】ビオラは今種まきしないと春まで咲かないその理由【高温の今発芽させる方法とは?】
晩秋から冬、春のお花と言えばビオラ。冬のビオラはお花が長持ちでお手入れも楽です。そんなビオラですが、種まきから育てて冬に咲かせようとすると少しテクニックが必要です。
ビオラの発芽適温は15度から20度でそんな気温になるのは9月下旬かもしれません。この1か月の差が致命的で、今植えれば11月初めには咲きますが、9月後半だとお花が咲く時期には寒すぎて、株が育っていないので春にならないと咲かないことが多いです。
それを回避して、冬に咲かせるテクニックを紹介します。とても簡単ですので誰でもできます。
ビオラの発芽適温を知らないと失敗する
ビオラの発芽適温は15度から20度です。ところが今の季節にそんな気温夜間でもなりません。
種まき後屋外で放置すると極端に発芽率が悪くなります。ただし、発芽適温の20度まで下がらなくても発芽はします。
夜間の気温が20度近くに下がれば発芽率は上がります。
発芽率を上げるのは簡単
ビオラは種まき後8時間当たりの気温がとても大事で、エアコンの部屋に入れましょう。少し電気代はかかりますが、花苗代以上のお花が育てられます。
設定温度は20度とかまで下げなくても問題なくて種まきした日だけ少し温度を下げて、発芽する3日から4日は25度くらいの設定で十分発芽しています。
ポイントは種まき後8時間から24時間の温度です。エアコンんで調整するのが一番簡単で、つけっぱなしでも電気代は1日数百円なので、苗をたくさん購入するならエアコン代の方がとても安くつきます。
発芽後はすぐに外に出す
ビオラの発芽確認したらすぐに外に出しましょう。室内に置いておくと徒長して悲惨なことになります。
今の季節は屋外は30度越が普通ですが、問題なく育ちますし、置き場所は軒下で、西日を浴びない場所でokです。
徐々に慣らして、1週間もすれば完全屋外の日当たりのいい場所へ置いても問題ないです。
ビオラの苗は日当たりが悪いと徒長が激しいので注意が必要です。
発芽から開花までのスケジュール
ビオラの種まきから発芽まで紹介しましたが、その後は本葉が4枚程度に育ってきたら9センチのポットに上げましょう。
タイミングは今植えたのなら9月の後半あたりです。その後成長が加速していきますので、種まきから60日、今種をまいたなら11月初めには開花が始まります。
この時期にお花を開花させておくと、お花がよく咲く様に育つ気候なので、真冬までにある程度咲かせた状態で迎えられます。
このタイミングが数週遅れると寒さでお花が咲かずに春まで葉っぱだけのビオラになりやすいです。
まとめ
Instagramなどでもたビオラの種まきをしたという報告がとても多いなってきています。
こんなに暑い夏の気候に何故種まきするのだろうと思われるかもしれませんが、実は秋に花付きで並ぶ苗のように育てるには今から撒くのが必須で、あと数週遅れると、ビオラが咲くのは来年の春になります。
それほど微妙な温度を管理して育てるのも、プロはもちろんガーデニング初心者の方でも可能です。
ポイントは発芽適温を知る。
今なら、種まき後すぐにエアコンの効いた部屋4日ほど過ごす。コレだけで発芽率は90パーセント近くに跳ね上がります。
ぜひ、お試しくださいね。