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型もオーブンも要らない!簡単チョコレートテリーヌのレシピと裏ワザ【バレンタインにもおすすめ】

お天気ママ料理研究家&気象予報士

寒い時期は、チョコレートのお菓子がより一層美味しく感じますよね。そこで今回は、型もオーブンも要らない、冷やし固めるタイプのチョコレートテリーヌを紹介します。バレンタインにもおすすめですよ。
牛乳パックで型を作るポイントなども詳しく説明するので、ぜひお試しくださいね。

切込みは入れずに折り紙のように!

牛乳パックで型を作る時、切込みを入れてしまうと、ゆるい生地では流れ出て、大変なことになってしまいます。
それを防ぐために、切込みは入れずに、折り紙のように折るのがポイントです。不要な部分を切り取ったら、折って重ねていくと、しっかりとした型になりますよ。手順の所で、より詳しく説明しますね。

失敗しないポイントは温度管理

ゼラチンとチョコレートを使いますが、それぞれ「溶ける温度」と「固まる温度」が違います。このため、いちど最も高いゼラチンを溶かす温度まで温めた後、温度に合わせて調理を進めるのがポイントです。
またチョコレートがサラサラな状態の時に、型に入れて冷蔵庫で冷やすと2層に分かれてしまいます。このため、型に入れる時点で指先の温度くらいまで冷ましておくことも、失敗しないポイントです。温度と工程についても、手順の中で詳しく説明しますね。

■温度のポイント
・ゼラチンを溶かす⇒80度~沸騰手前
・チョコレートを溶かす⇒40~45度
・チョコレートが固まる⇒20~25度
・ゼラチンが固まる⇒5度以下

材料

■6切れ分
板チョコ(ミルク)=4枚(200g)
牛乳=200ml
A.粉ゼラチン=1袋(5g)
A.水=大さじ3
トッピング=お好みで
牛乳パック=1本分

作り方

①-ゼラチンを溶かす
耐熱ボールに【A】を入れて、レンジで40秒加熱する。沸騰手前くらいまで。(600w)

②-チョコレートを温める
板チョコを割り入れ、牛乳も加え、電子レンジで1分30秒加熱して温める。お風呂の温度くらいまで。(600w)

③-チョコレートを溶かす
よく混ぜてチョコレートを溶かす。

※底の部分は溶けにくいので、よく混ぜてしっかり溶かしてください。
※チョコレートが溶けているので、サラサラしています。

④-冷やす
容器ごと氷水にあてて、ときどき混ぜながら、指先の温度よりも低いくらいまで冷ます。

※温かいまま型に入れて冷やすと、2層に分かれるので注意。
※混ぜるのは1分置きなど、時々でもだいたいでも大丈夫です。この間に型を作れます。
※冷えるとチョコレートが固まり始めるので少しトロっとなります。
※冬場で急がないときは、常温に置いて冷ましても大丈夫です。

⑤-型を作る
牛乳パックで長さ16cmの型を作る。
 1.牛乳パックは、側面1面と端から2cmくらいを切り落とす。

 2.16cmの所に印をつけて山折りにする。

 3.角の折り目と折り目を合わせて、外側に折り、外側で合わせてクリップで止める。

⑥-型に入れる
④は指先の温度よりも低くなっていて、トロっとなったのを確認し、再度しっかり混ぜてから、型に流しこむ。

⑦-冷蔵庫で冷やす
ラップをして冷蔵庫で3~4時間冷やして固める。

⑧-トッピング
6等分にカットして、お好みでトッピングをする。

トッピングは、ナッツ・ドライフルーツ・アラザンなどがおすすめです。

まとめ

濃厚なチョコレートテリーヌは、ゼラチンタイプで牛乳パックの型で簡単に作ることができます。温度のポイントさえつかめば、ほぼ失敗なくできますよ。ティータイムやバレンタインデーにおすすめです。ぜひお試しくださいね。

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料理研究家&気象予報士

せっかちな性格と気象・薬膳の知識を生かして、時短簡単で体にいいレシピや裏ワザを紹介しています。 現在、2児の子育て中の有職主婦。 すぐに作れる副菜や簡単すぎる麺類の料理が得意です。 熱中症予防・夏バテ予防、冷え性の改善、花粉症の軽減など、 季節病・気象病のレシピも随時紹介しています。 ■有資格 気象予報士 健康気象アドバイザー 国際中医薬膳師 食生活指導士®2級

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