ソトとジャッジの35本目と45本目は、5度目の2者連続ホームラン。シーズン最多は誰と誰の何度!?
8月20日、ニューヨーク・ヤンキースは、1回裏に2点を挙げた。「1番・二塁」のグレイバー・トーレスがセンター・フライの直後に、「2番・ライト」のホアン・ソトと「3番・センター」のアーロン・ジャッジが、それぞれ、シーズン35本目と45本目のホームランを打った。
ソトとジャッジの2者連続ホームランは、これが5度目。その前の4度は、5月24日(14本目と16本目)、7月13日(23本目と34本目)、7月27日(27本目と37本目)、8月11日(29本目と42本目)だ。
MLB.comのブライアン・ホークは、2009年にジョニー・デーモンとマーク・テシェーラが打ち立てたヤンキースのシーズン記録、6度の2者連続ホームランまであと1度、と謳っている。
オプタ・スタッツとイライアス・スポーツ・ビューローによると、1シーズンに最も多く2者連続ホームランを記録したデュオは、1997年にコロラド・ロッキーズで8度のラリー・ウォーカーとアンドレス・ガララーガだという。彼らに次ぐのは、2001年にサンフランシスコ・ジャイアンツで7度のリッチ・オーリリアとバリー・ボンズに、2023年にアトランタ・ブレーブスで7度のオースティン・ライリーとマット・オルソンだ。
なお、この回数に、2人の順序は問わない。例えば、昨シーズンの2人の場合、最初の2度はオルソン→ライリー、その後の5度はライリー→オルソンだ。また、3人以上の連続ホームランも、デュオの回数に含めている。こちらの例を挙げると、ウォーカーとガララーガの8度中2度は、ウォーカーとガララーガに続き、ダンテ・ビシェットもホームランを打った。
ちなみに、ロサンゼルス・ドジャースのゲーム・ノーツによると、大谷翔平は、今シーズン5度、2者連続ホームランの1人目か2人目になっている。大谷→フレディ・フリーマンが3度あり、あとの2度は、オースティン・バーンズ→大谷、ニック・アーメド→大谷だ。
ドジャースの2者連続ホームランは、他に3度。フリーマン→ウィル・スミス、スミス→フリーマン、フリーマン→テオスカー・ヘルナンデスだ。フリーマンは、8度中6度の1人目か2人目に名を連ねている。