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松本人志が訴訟取り下げ、“電撃決着”に対する関係者らの見解と「復帰のシナリオ」 #専門家のまとめ

田辺ユウキ芸能ライター
ダウンタウン・松本人志(写真:Splash/アフロ)

女性に性行為を強要したとする『週刊文春』の記事内容をめぐり、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が発行元の文藝春秋などに損害賠償を求めた訴訟で、11月8日、松本側が文春側の同意を得た上で訴えを取り下げたことを発表。松本側、文春側からコメントも公表された。

同件は2023年12月『週刊文春』が、2015年に東京都内で開かれた飲み会で松本が女性に性行為を強要したなどと報道。2024年1月8日、事実無根を訴える松本は「裁判に注力したい」と芸能活動を休止。ただ裁判の長期化を予測する識者が多く、松本の活動休止も長引くと考えられていた。

まさに電撃的な“決着”となった同件。松本は「復帰のシナリオ」を用意しているのか。あらためて見解などをまとめてみた。

ココがポイント

『次の活動を見据え、これ以上裁判を長引かせたくない』という松本さん側の考え(中略)夏ごろから和解に向けた水面下での交渉
出典:テレ朝news 2024/11/8(金)

証人の出廷もなく、〝法廷闘争〟を繰り広げることもなく、最大の注目ポイントだった「真実」は闇の中に残された
出典:中日スポーツ 2024/11/8(金)

性加害がもし認定されたら道義的に吉本側は斉藤さんと同様に松本さんに契約解除など何らかの処分をせざるを得ない
出典:日刊ゲンダイDIGITAL 2024/10/10(木)

松本さんが復帰した番組は数字(視聴率)を取れる(中略)ネット上では「待ってました」「これで復帰できますね」の待望論
出典:ENCOUNT 2024/11/8(金)

M-1グランプリ(中略)を制作する朝日放送(中略)今後の松本の出演の可能性について「現時点では未定です」と回答
出典:スポニチ Sponichi Annex 2024/11/8(金)

エキスパートの補足・見解

今回の「松本側による訴えの取り下げ」をどのように受け止めるべきか。それは人それぞれに違いがあるだろう。また松本側、文春側のコメントについても、読み手によって印象や解釈が異なりそうなものだった。

SNSユーザーのなかには、松本の事実上の“敗北”を指摘する意見も見られる。そういった世論や反発が強い場合、吉本興業はどのような対応をするのか。10月にはジャングルポケットのメンバー(当時)である斉藤慎二による性的な行為の強要疑惑と書類送検などを受け、吉本興業は素早く契約解除を発表。今回の松本に関しては事実関係が不透明だが、それでも事務所としてなんらかのペナルティを検討するかもしれない。

一方、どんな形であれ“決着”となったことで、松本の早期復帰を熱望する声は多数ある。復帰の舞台は、長年、審査員を務めている『M-1グランプリ2024』ではないかと期待も高まっている。「お笑いの歴史を変えたカリスマ」の松本はやはり、たくさんの人の心を掴んで離さない人物であることが分かる。

松本は、どのような場所で、どのタイミングで、どんな言葉をまず発するのか。今後はその立ち回り方が注目される。

参照:弊社所属タレント 松本人志に関するお知らせ(出典:吉本興業 2024/11/8(木))

参照:松本人志氏との訴訟について、週刊文春コメント(出典:文春オンライン 2024/11/8(木))

芸能ライター

大阪を拠点に芸能ライターとして活動。お笑い、テレビ、映像、音楽、アイドル、書籍などについて独自視点で取材&考察の記事を書いています。主な執筆メディアは、Yahoo!ニュース、Lmaga.jp、Real Sound、Surfvote、SPICE、ぴあ関西版、サイゾー、gooランキング、文春オンライン、週刊新潮、週刊女性PRIME、ほか。ご依頼は yuuking_3@yahoo.co.jp

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