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【使い放題と300GB】povoの新プラン(新トッピング)の中身を解説

マウスガジェットブロガー

2024年4月25日登場の新トッピングは2つ

2024年春にpovoの新トッピングが登場しました。「お試し」ではない正式なものです。

出典:https://povo.jp/spec/topping/list/

追加になったトッピングは2つ。どちらもかなりヘビーユーザー向けの中身と言えるものになっています。そしてよく考えてみると今までのpovoにはなぜかなかったタイプのものです。

ヘビーユーザー向け(?)新トッピングの中身

2024年4月に追加になったトッピング2つはどちらもデータトッピングで、かなりのヘビーユーザーがターゲットとなるものです。従来のpovoはどちらかと言えばスタンダードなスマホユーザーをターゲットにしたイメージがあって、ヘビーユーザーへの手当が少し薄めな印象がありました。

ですが、今回追加になったトッピングは間違いなくヘビーユーザーがターゲットです。ドコモのahamo大盛りをさらに超えるぐらいのユーザー層を意識している感じですね。

一部の格安SIMなどが大容量対応のプランを提供し始めた流れへのカウンターかもしれません。

データ追加300GB 90日間

まず一般的な通信データ量トッピングの大容量のものがその一つ。利用可能な期間が約3ヶ月となる90日で、データ量は「300GB」というかなりの大容量のものです。

出典:https://povo.jp/spec/topping/300G_90d/

単純に容量単価で考えるならば、povoの既存のデータトッピングで最大容量となる150GB/180日よりも価格も安い上に容量も倍あり、通信データ量当りの単価はかなりお得な設定になっています。

また、1月に100GB使えるahamo大盛りの料金が4,950円なのに対し、このトッピングは9,834円とこちらの比較でもかなりお得な設定です。

ただ、有効期間が90日に限定されるため、本当のヘビーユーザー以外は無駄が出る可能性もあるトッピングでもあります。普段のスマホの使い方をキッチリ把握して上手に利用したいですね。

データ使い放題7日間x12回分

続いてこちらもやはりヘビーユーザーを強く意識したトッピングでしょう。データ使い放題7日間を12回利用出来るトッピングです。料金はこちらも9,834円。

出典:https://povo.jp/spec/topping/ul_7d_12tickets/

単純計算では84日間データ使い放題になる訳ですので、こちらもトータルの通信データ量から考えるとデータ量当りの単価はかなり安くなる計算です。

ただ、一度、利用権を切ると7日間分が消費されるカタチになりますので、連続して何日か通信データ量が増えることが分っているケース以外はこちらも利用権が無駄になる可能性があるトッピングです。使うタイミングを少々吟味する必要があるトッピングですね。

単純に計算すると、1週間のうちに3日以上大量データ通信が発生する場合には、こちらの利用券を使う方がデータ使い放題24時間よりもおトクになる可能性が高まります。

ただ、24時間データ使い放題トッピングの裏技まで使われると、損益分岐点はもうちょっと複雑になりますね。使いどころをしっかり見極めましょう。

参考:povoの24時間データ使い放題には裏ワザあり!

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