自民総裁選によって株式市場はどう変わる?/海外教育移住の光と影/海外銀行口座情報
シンガポール在住FPの花輪陽子です。シンガポールでは9月20日〜22日までシンガポールGPが行われていました。F1は公道で行われるのでその間は交通規制があり、地元民は影響を受けます。
日本からF1ツアーで来た団体向けに講演をし、その方達と一緒に数年ぶりに観戦もしました。ヨーロッパの人達やルールに詳しい人も多くて、初めてF1が楽しいと感じられました。例年は天候などに影響されて波乱が起きるところ、今年は晴天が続き、予想通りの展開で面白味がなかったという声は多かったです。
FOMCで50bpの利下げ
2024年9月17日・18日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では、政策金利であるFF(フェデラルファンド)レートの誘導目標レンジを0.50%bp引き下げ、従来の5.25-5.50%から4.75-5.00%へと変更しました。これによって、米国と日本の株式市場は上昇し、円安・ドル高が小幅に進みました。
年内に追加の利下げが予測されていますが、マーケット関係者とFOMCの理事の方々との下げ幅の予測とで解離があるために注意が必要です。この辺りを新刊の著者でファンドマネージャーの河北博光さんに聞きました。YouTubeでご覧いただけます。
【注目の経済ニュース】FOMC通過で株高とドル高・円安、市場の行方は?ヘッジファンドマネージャーの河北博光さんに聞いた 2024/9/24収録
また、日本の総裁選に関しても混戦になっており、誰が勝つかによってマーケットへの影響も変わってきます。
当初は小泉氏が独走するのかと思われていたのですが、予想以上の混戦となっています。小泉さんの解雇規制に緩和は外国人投資家からすると大きな規制緩和となり、投資を呼び込むための大きな変化になります。他方で石破さんの場合、発言からもマーケットからはアンフレンドリーという見方があるようです。高市氏の場合もマーケットからはポジティブなものの、誰が総裁になるかによって総選挙での議席も変わってきます。自民党が勝つ方がマーケットにはポジティブに働くために、マーケットに折り込みづらいようです。
こちらも動画でまとめています。
海外教育移住の光と影 思わぬ落とし穴も
「教育移住」「母子留学」がメディアやSNSなどで注目されています。「日本の公立学校の教育に変化がない」「受験前提の教育から離れたい」「グローバル人材に育てたい」などの理由のようです。
日本から出た方がチャンスは広がるのでしょうか。
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