新発売!ローソンの秋の新作「栗きんとん・芋ようかん」を実食レビュー!洋菓子派さんに刺さるかも?
ここ最近、コンビニスイーツの躍進が勢いを増しているなとおもう今日この頃。以前は常温商品のみの販売だった和菓子の種類も次第に増え、更には和菓子に洋菓子の要素をプラスした和スイーツまで登場。幅広い年代、更に一人だけではなく誰かとシェアしながら食べられる商品も多く見られるようになりました。
今回はUchiCafeシリーズでもお馴染みのローソンさんから、本日9月12日に新発売された秋の味覚、栗とさつまいもを使用した「栗きんとん・芋ようかん」を早速ご紹介。
まずは栗きんとんから。
確かに栗の香りは強かなのですが、香料でしょうか?仄かに洋風な香りが妙にひっかかります。そのまま舌先で潰すと、確かに栗きんとんのねっとりとした、舌がきゅっと締め付けられるような口当たりも感じられます。が、やや弱いような…
おそらくその原因は、滑らか食感すぎることかと。それにより、白餡やペーストに含まれるお砂糖の甘味が強調されてしまい、栗そのものの風味を際立たせるために加えられた栗の甘露煮の素朴な風味と分離されてしまっているのです。一体感、ではなく、それぞれ個々が際立ちすぎてしまっているといいますか。
続いて芋ようかん。これは好みがはっきりと別れそうですね…!結論から申しますと、エアリーなんです。芋ようかんにエアリーとはどういうこと?と申しますと、一般的な芋ようかんに比べてふわふわっとしているので非常に軽やかです。
味わいも自然なさつまいもの香りではなく、ペーストの香料のなのかやはり洋風なテイストが。この二点が、和菓子に馴染みのない、和菓子らしい素朴な味わいが苦手という方には食べやすいかもしれません。和菓子、ではなく、スイーツというニュアンスが強いといいますか。
栗きんとん、芋ようかん、と言われるとやや素直に頷けず和菓子要素は弱いのですが、和スイーツといわれるとややしっくりくるかもしれません。モンブランがお好きな方はきっとお好みかと!
唯一悔いがあるといえば、コーヒーをテイクアウトしなかったというところです…!ローソンさんでは美味しいコーヒーもすぐに購入できますし、こちらのお菓子とホットコーヒーを一緒に購入してもワンコイン以下。そう考えると、ローソンさんのコーヒーありきで秋の気配を楽しむという視点では完成度が高いのかもしれません。
個人的にはもう少し香料に頼らず素材の素朴な風味をもっとダイレクトに感じたかったというのが本音ですが、材料諸々が高騰している昨今。これはこれで、和菓子に馴染みのない方の導入としてはありなのかな、と思いました。
エリアによって販売状況が異なりますので、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
<ローソン>
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