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【京都市南区】老舗日本料理店と超人気ラーメン店のコラボがイオンに 胡麻香る醤油の白いスープが美味い!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 京都地方気象台が2024年09月02日05時25分発表した「大雨に関する京都府気象情報」第1号によると、「京都府では、警報級の大雨となる可能性は低くなりましたが、2日夜遅くまで落雷や突風、急な強い雨に注意してください。」としています。ただ、京都市内では風も無く、雨も強くはなかったことから「やっぱり平安京以来の四神(玄武、朱雀、青龍、白虎)に守られているのかな」といった声もちらほら。

 さて、そんな最中、2024年9月1日にイオンモール京都桂川の館内をゆっくりと散策していると、グルメ街「洛西小路」で、まあなんともキャッチ―な看板やモニュメントが目を惹きました。スタッフと同じTシャツを着たマネキンたちが出迎えてくれます。「人類みな麺類と日本料理湯木」の前は開店前から行列ができていました。店内に入るとルービックキューブの椅子やおしゃれで楽しい内装でした。

 若々しいスタッフの元気な声での挨拶が心地よい。ラーメンメニューが中心で、ラインナップは「胡麻Macro湯木」、「胡麻原点湯木」、「Macro湯木」、「原点湯木」の4種類です。「胡麻Macro湯木」のチャーシュー厚切りを注文しました。胡麻の香ばしさがもろに伝わってくるラーメンは白いスープで、豚骨ラーメンかなと思ったのですが、醤油ラーメンだそう。

 濃厚なのに醤油味でさっぱり食べることができ、中太ストレート麺との相性も抜群の旨さでした。人類みな麺類秘伝の全粒粉入り国産小麦自家製麺を直前に店舗内で製麺して、出来立てを使用しています。

 またまるでちぎったような野性味あふれる厚切りチャーシューが口の中でほどけるようでいて、しっかりとしたちょうど良い歯ごたえ。もちろんスープも一気に飲み干してしまいました。かりっと揚げた薄切りのカボチャや軟水に長時間漬け込んだという極太メンマも絶品。さらに餃子も美味しかったです。

 「人類みな麺類」といえばUNCHI株式会社が運営する大阪西中島発祥の行列の絶えない超人気ラーメン店グループ。系列には「ラーメン大戦争」や「くそオヤジ最後のひとふり」などもあります。そして「日本料理湯木」といえば、老舗日本料理店「吉兆」の創業者湯木貞一さんの想いを継承したお孫さん率いる伝統と革新を融合させた本格懐石料理で知られる大阪北新地の有名店です。

 人類みな麺類の醤油Macroに船場吉兆の高級ねり白ごま「絹羽二重胡麻(純白)」を使用した夢のようなコラボは、株式会社平田商店のマーケティング事業部代表平田善紀さんのプロデュースで実現しました。どうりで美味い筈です。平田代表は、「今後は日本料理湯木の魅力をいかした和食の逸品も提供していきたい」と話されています。

株式会社平田商店のマーケティング事業部代表平田善紀さん
株式会社平田商店のマーケティング事業部代表平田善紀さん

 この7月にオープンしたばかりの同店ですが、すでに行列のできる人気店になっています。ランチタイムをずらした時間帯がおすすめです。ぜひ行ってみてください!

「人類みな麺類と日本料理湯木」(外部リンク)京都市南区久世高田町376−1 モール棟 洛西小路レストラン街 2F 075-925-5560

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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