【プロが教える】"新たまねぎ"の辛味をやわらげる秘訣とは?
新玉ねぎは、春から初夏にかけて旬を迎え、爽やかな辛味とシャキシャキとした食感が特徴的な野菜です。
しかしながら、その辛味が強すぎて生で食べるのが苦手という人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は正しい新玉ねぎの辛味の抜き方を元スーパーの店員で料理研究家の「ぱるとよ」がご紹介します。
ステップ1:新玉ねぎを繊維に逆らってスライスする
新玉ねぎをスライスする際、繊維に逆らって切ることがポイントです。新玉ねぎの繊維は縦に伸びています。
繊維に沿って切ると辛味が強く残ってしまいますが、繊維に逆らってスライスすることで辛味が和らぎます。
また、包丁でスライスするよりもスライサーを使う方が効果的です。
ステップ2:空気に30分ほどさらす
ステップ1でスライスした新玉ねぎを、お皿やバットになるべく重ならないように広げ、30分ほど空気にさらします。
これにより辛味が和らぎますが、揮発するという性質上、目の前に置くと目がしみることがありますのでご注意ください。
ステップ3:水にさらしてもむ
ステップ2でも辛さが残る場合は、水にさらしてもむことで辛みを和らげることができます。
ボウルにスライスした新玉ねぎを入れ、水を張った中で手でもみながら辛味を取り除きます。
ただし、水につけすぎると水溶性の栄養素が流れ出てしまうため、長時間つけすぎないように注意しましょう。
ステップ4:ドレッシングや酢のものに和えます。
ステップ3でも辛みが気になる場合は、最後にドレッシングや酢のものに和えることで、辛味を和らげることができます。
甘酢やポン酢など、お好みの味付けでお試しください。
まとめ
新玉ねぎの辛味を和らげる方法をまとめると、以下の通りです。
1. 新玉ねぎを繊維に逆らってスライスする
2. 30分ほど空気にさらす
3. 水にさらしてもみ、辛味を和らげる
4. ドレッシングや酢の物に和える
繊維に逆らってスライスし、30分ほど空気にさらしてから、水にさらしてもんでみましょう。
それでも辛さが気になる場合は、最後にドレッシングや酢のものに和えることで、辛味を和らげることができます。
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