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とうもろこしは「室温で保存しないで」←「その理由とは?」元スーパーの店員が解説

ぱるとよ料理研究家

とうもろこしの美味しい季節になりましたね。特に朝採りのとうもろこしは甘くて絶品です。

せっかく手に入れた美味しいとうもろこし、その甘さを保つためには保存方法が重要です。

今回は、元スーパーの青果担当だった私が甘さを逃さず保存する方法をご紹介します。

室温保存は鮮度劣化が早くなる!

スーパーで室温で販売されているとうもろこしもありますが、家でも室温で保存して良いと思うかもしれません。

確かにすぐに傷むことはありませんが、美味しさや甘さを考えると冷蔵庫で保存するのがオススメです。

とうもろこしは収穫後もエネルギーを消費し続けるため、時間が経つにつれて美味しさが減少してしまいます。

上記写真のように室温で3-4日も保存すると、皮がしおれてきて、実も凹むことがあります。

特に高温ではエネルギーの消費が早いため、冷蔵保存の方がおすすめです。

冷蔵庫で保存する際は袋に入れて立てて保存してくださいね。

時間があるときは、茹でて保存がおすすめ!

冷蔵保存も良いですが、さらに美味しさを保つためにオススメの方法があります。それは、茹でて保存することです。

手順

1. たっぷりの沸騰したお湯で、とうもろこしを3分ほど茹でます。

2. 茹でたらすぐにラップに包んで冷蔵庫で保存します。

この方法なら、とうもろこしの美味しさや甘さを維持したまま保存できます。

ただし、茹でたとうもろこしは1〜2日で食べきってください。

まとめ

  • とうもろこしは冷蔵保存がオススメ。
  • 茹でてから保存することで、美味しさと甘さをキープ。
  • 茹でたとうもろこしは1〜2日以内に食べきる。

とうもろこしの保存方法を工夫して、いつでも甘くて美味しいとうもろこしを楽しんでください。ぜひ試してみてくださいね。

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