ジャッジがグランドスラムで4年連続30本にリーチをかけ、ハーパーは20本に到達する。大谷は24本目
6月25日、ナ・リーグの本塁打トップ3のうち、1位と3位の選手は、本数を増やした。大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が24本目のホームランを打ち、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)は20本塁打に到達した。
彼らの間に位置する、2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、21本塁打のままだ。出場してホームランを打たなかったのではなく、試合が雨で流れた。ブレーブスとセントルイス・カーディナルスは、6月26日にダブルヘッダーを行う。
ナ・リーグで12本塁打以上の選手は、以下のとおり。
一方、ア・リーグでは、前日までに20本塁打以上の5人中4人が、6月25日にホームランを打った。アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が29本目、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)が25本目、ホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)とアンソニー・サンタンダー(オリオールズ)は21本目だ。
ジャッジは、通算7本目のグランドスラムにより、4シーズン連続30本塁打以上にリーチをかけた。2021年が39本塁打、2022年が62本塁打、2023年は37本塁打。過去3シーズンの計138本塁打は、このスパンの最多だ。そこに、今シーズンの29本塁打を加えた計167本塁打も、2021年以降の最多ということになる。2021~23年のホームランが2番目に多かったのは、127本のマット・オルソン(ブレーブス)だ。2021年以降のホームランは、計148本の大谷がジャッジに次ぐ。
なお、過去3シーズンとも30本以上のホームランを打った選手は、ジャッジ、オルソン、大谷を含め、7人を数える。3シーズン連続30本塁打以上は、継続中の最長だ。短縮シーズンの2020年は、ルーク・ボイトの22本塁打が最も多かった。
この7人中5人は、今シーズンのホームランが15本を超えている。ジャッジと大谷に、あとの3人は、カイル・シュワーバー(フィリーズ)が17本塁打、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)とヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)は16本塁打だ。一方、ブレーブスの2人、オルソンとオースティン・ライリーは、それぞれ、12本塁打と8本塁打にとどまっている。