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【大阪市・本町】讃岐の伝統と革新的な発想が融合した一杯。今や「大阪讃岐」を代表する名店へ

日高ケータ編集者・ライター・ディレクター(大阪市)

どうも日高ケータです。

私は柔らかな麺とダシにこだわった大阪うどんから、食べ応え抜群の剛麺が際立つ讃岐うどん、果てはきしめんまで、うどんならば何でも好きなのですが、
中でもイチオシのお店が、大阪メトロ本町駅より徒歩5分ほどの「Udon Kyutaro(うどん きゅーたろー)」さんです。

香川県高松の「うどんバカ一代」で3年、さらに丸亀「純手打うどんよしや」で3年の修行を積んだ店主が、
本場さながらのスタイルでうどんを楽しませてくれます。

オープンから5年と少しで大阪の銘店へ飛躍し、
最近では様々なメディアでも取り上げられています。

メニューは、讃岐うどんをそのまま持って来た定番から…。

大胆な発想を落とし込んだ独創性あふれるメニューまでが並びます。

何度通っても飽きません。

店内はいつも混雑しているので、撮影できず。
上記はオープン当初にお邪魔した際のお写真で、現在は対面だけでなく横にもアクリル板で仕切りが備えられています。

全席スタンディングスタイルで、製麺所とは思えないスタイリッシュな造りもいい感じです。

店内奥でうどんをオーダーします。

トッピングの天ぷらや、炊き込みご飯などはセルフで。
定番のほか季節素材を使った天ぷらも登場しますよ。

ネギや天かすなど、カウンターの薬味を自由に加えて、自分好みに味変も可能。
これも讃岐ではおなじみのスタイルですね。

待つこと2分ほどで、スタッフさんがうどんを運んで来てくれました。

Typhoon(タイフーン)900円!

もともとはひと月限定の冷メニューだったのですが、人気だったのか継続され、
今では冷でも温でもオーダーできるように。

日本とアジアが見事に融合した、華やかな見た目もたまりません!

麺は讃岐らしくエッジがたっていますが、啜ってみるとほどよくダシを含み、
適度なコシを感じつつもとってもジューシーな食感です。

個人的にはKyutaroさんのダシが大好きで、
伊吹イリコと利尻昆布などを合わせた少し甘めの味わいは、なんだかクセになります。

そしてそこに青唐辛子やパクチー、ラー油といったエスニックな味わいがプラスされ、「ここは日本なのか」と錯覚。

しかしスダチ側のダシや麺を口にすると、やはり日本でうどんを食べているんだと我に帰ります。

柔らか〜い肉は箸休め的な存在で、食べ応えも抜群。

全て計算し尽くされた、バランスのとれた素晴らしい一杯だと思います。

もちろんダシまで完飲!

額にじんわりと汗をかくいい感じの刺激と、讃岐うどんの見事なコラボ。

めちゃくちゃ絶品なので、ぜひお試しを。

余談ですが、讃岐と同じく朝うどんもやっているので、二日酔いの際によく利用させてもらっています。

Udon Kyutaro
住所/大阪市中央区久太郎町3-1-16 丼池繊維会館 1F
電話/080-2516-2680
営業時間/7:00~10:00、11:00~15:00(麺売り切れ次第終了)
定休日/日曜、祝日※ほか不定休あり
席数/ スタンディング10人ほど
交通/大阪メトロ本町駅より徒歩5分

編集者・ライター・ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、るるぶなどの雑誌やwebサイトで、関西圏のグルメやエンターテイメント情報を発信。大阪ガス関連、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作しています。

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