Yahoo!ニュース

【介護福祉士が教える】片麻痺の人の着替え介助を間違えると・・・

今日は入浴日です。

ゆっくりお風呂に入ったおじいさん。

おじいさんは左麻痺です。

そんなおじいさんの着衣をお手伝いしようとしますが…

なんと、右腕から洋服を通してしまいました…。

まさかまさか、洋服の腕を通す順番を間違えてしまいました。

忙しいときほど間違えたくないのに、

忙しいときほど間違えてしまいがちだったりします。

片麻痺の方の着衣は、麻痺のある方から袖を通し、次に元気なほうの腕を通しましょう。

前開きじゃない服は、腕を先に通し、頭をあとにします。

そうすることで、麻痺側に負担なく、スムーズに着衣を行うことができますよ。

自分や家族が腕をケガして、動かしにくいときなどにも、とっても役に立ちますので、ぜひご活用ください!

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

【介護マンガ】夢はるかの最近の記事