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アニメをたった1話だけ見ても学びが! あわよくば成績アップ? #専門家のまとめ

河村鳴紘サブカル専門ライター
アニメ「はたらく細胞」の公式サイト

 「勉強は面倒」「数字や文字を見たらやる気が出ない」などという学生さんもいるのでは……。しかし、世の中には、少し見ただけで知識が身に付く可能性のあるエンタメコンテンツは少なくありません。そこでアニメを1話だけ見ただけでも、得るものがある、あわよくば成績がアップする可能性のある……作品を紹介します。

ココがポイント

▼はたらく細胞:赤血球や血小板、マクロファージなど細胞の働き、体の仕組みが一目瞭然。キャラ名を覚えるだけでも学力アップ。

▼もやしもん:菌が見える青年の物語。水虫や味噌、恐怖のボツリヌス菌、日本酒の敵・火落ち菌も。ミクロの世界が楽しくなる。

▼舟を編む:言葉、辞書に対する考え方が変わります。「右」という言葉を、小学生に理解できるよう説明できますか?

▼文豪ストレイドッグス:太宰治や芥川龍之介などの文豪、名作が次々と登場。元ネタとの関連性が気になると……。

エキスパートの補足・見解

 上記で挙げたアニメは、原作(マンガ・小説)を含めて、どれも有名で、既に高い評価を得たものばかり。それゆえ未視聴であれば、「損している」とすら言えるレベルです。小学生でも理解できるぐらい簡単……というわけではありませんが、子供は意外に鋭いもので、大人向けでも平気だったりします。親子で一緒に鑑賞すれば、コミュニケーションになるかもしれません。

 アニメは3カ月ごとに膨大な新作が生み出されますが、あえて名作を振り返ることで、得るものがあるかもしれません。

サブカル専門ライター

ゲームやアニメ、マンガなどのサブカルを中心に約20年メディアで取材。兜倶楽部の決算会見に出席し、各イベントにも足を運び、クリエーターや経営者へのインタビューをこなしつつ、中古ゲーム訴訟や残虐ゲーム問題、果ては企業倒産なども……。2019年6月からフリー、ヤフーオーサーとして活動。2020年5月にヤフーニュース個人の記事を顕彰するMVAを受賞。マンガ大賞選考員。不定期でラジオ出演も。

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