実は読書家だった!?フランスの軍人皇帝に学ぶ読書習慣のススメ
夏が終わりすっかり季節は秋に移り変わりましたね。
秋と言えば……
スポーツの秋!
食欲の秋!
そして、読書の秋!!
読みたい本はたくさんあるのに、普段なかなか時間がとれずに悩んでいませんか?継続した読書習慣があればたくさんの本が読めるのに。
フランス革命で活躍した軍人ナポレオンはかなりの読書家として知られています。
「吾輩の辞書に不可能の文字はない」で有名ですよね。もちろん、軍人なので何度も戦争をし、戦い続けて皇帝の地位にたどりついた人物です。
軍人として、皇帝として、忙しかったはずのナポレオンはどうやって読書習慣を維持していたのでしょうか。今回はその秘訣を3つご紹介いたします。
ナポレオンに学ぶ3つの読書習慣Tips
1.読書記録をつける
ナポレオンは読書記録をつけていたと言われています。具体的には本の要約・感想などの記録です。
ナポレオン、意外とマメな性格なんですね……。
読書記録をつけると、学んだ内容を自分の言葉でアウトプットできます。これによって読書の効果を高めることができるんです。
ノートや手帳に記録する方法もありますが、現代はアプリで記録をつけることも可能。ご自身のSNSやブログに簡単に記録すると比較的ハードルが低く継続できるのではないでしょうか。
3日坊主になったとしても、3日続けば儲けもの。10分の読書×3でも学べることがきっとあるはず。
2.移動時間を読書時間に変える
ナポレオンは馬車の中でも読書をしていました。さすが、スキマ時間の活用ができていますね。みなさんは移動時間、何をしていますか?
通勤通学に公共交通機関を使っている人はナポレオンに倣って2~3ページほどの読書時間にあててみてはいかがでしょうか。
最近は、耳から読書をするオーディオブックも話題です。自動車通勤の方や、満員電車で移動している方はこのようなコンテンツの導入がおすすめ。
また、ナポレオンは馬車で読み終わった本を窓から投げ捨てていたようです。馬の体力を気遣ってのことだとか……?読了した本をすぐに手放せる潔さも見習いたいですね。
3.すぐに読み始められる環境にする
読書習慣をつけるにはこれが最も重要ではないでしょうか。
「読書をするぞ!」と思ったらすぐに実行できる環境を用意しましょう。気になっている本があるなら購入して手元に置いておく。積読(つんどく)は悪いことではありません。
ナポレオンはワーテルローの戦いに敗れた際、セントヘレナ島に流されてしまいます。セントヘレナ島はフランスからかなり離れた、アフリカ大陸西岸の島です。
こんな遠いところに、ナポレオンは3000冊もの本を持ち込みました。思い立った時にすぐに本を読める環境が彼の読書量を支えていたのかもしれません。
読書の秋を楽しもう
成功者は皆、口をそろえて読書をおすすめします。ナポレオンの行動を真似してあなたも今日から読書習慣をつけてみませんか?
まずは、書店に行って興味がある本を購入してみましょう。購入への腰が重い人は、この連休中に図書館でゆっくり時間を過ごしてみるのもいいですね。