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ヨモギを摘んで花見しながらみんなで楽しく草だんごを作って食べる方法を紹介します

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

花見の余興に参加者全員で楽しく草だんごを作って食べる事が出来たら楽しいでしょうね!!

今回はその方法をヨモギの探し方や採り方から準備の方法、花見での草だんごの作り方まで詳しく紹介していきます。

花見の席で楽しく草だんごを作って食べる方法を紹介します(この写真の草だんごは実際に花見の時に作った物です)
花見の席で楽しく草だんごを作って食べる方法を紹介します(この写真の草だんごは実際に花見の時に作った物です)

ヨモギのミニ知識

ヨモギは本州から南の地域に自生するキク科の多年草です。

全草に特有の香りがあり、別名モチグサ(餅草)とも呼ばれるように、春に摘んだ新芽を餅に混ぜ込み草餅、草だんごとして利用されます。

その他の利用方法としては、新芽を茹でてお浸しや汁物の具、生の新芽を天ぷらに、成長した全草を乾燥した後に生薬として、乾燥した葉の繊維でお灸に使うモグサを作る等、様々な方法で利用される有用性の高い植物です。

ヨモギにもいろいろな種類があり、日本には川岸や海岸の砂地に多いカワラヨモギ、日当りのよい山地や丘陵にはえるオトコヨモギ等、ヨモギの仲間が30種ほど自生しています。

草餅、草だんごの材料として使うならたいていの種が同じように利用できます。

ヨモギを採る時のコツ

前年に成長した地上部は冬に立ち枯れます。

前年に成長して冬に立ち枯れた枯れ枝を探す
前年に成長して冬に立ち枯れた枯れ枝を探す

この立ち枯れた地上部は目立ちますので、これを見つければその下には必ず新芽が生えています。

枯れ枝の下には必ず新芽が生えている
枯れ枝の下には必ず新芽が生えている

ハサミなどを使ってこの新芽を摘み取ります。

ヨモギの新芽をハサミを使って根本を切って摘み取る
ヨモギの新芽をハサミを使って根本を切って摘み取る

花見に持っていくための準備

摘み取ったヨモギの新芽は枯れ葉などの汚れを取り去った後に流水で軽く洗いましょう。

摘み取ったヨモギは流水で洗う
摘み取ったヨモギは流水で洗う

洗い終えたら適当な量をまとめて輪ゴムで束ねます。

洗ったら輪ゴムで束ねる
洗ったら輪ゴムで束ねる

輪ゴムで束ねたヨモギは水を入れたコップに挿しておきます。

こうしておけば花見までの期間は新鮮な状態を保っておく事が出来ます。

花見の日まで水に挿しておく
花見の日まで水に挿しておく

花見の日にはビニル袋に入れて持参すれば萎れさせずに持っていけます。

花見当日はビニル袋に入れて持っていく
花見当日はビニル袋に入れて持っていく

ヨモギの他に花見に持っていくものは

  • チューブ入りこしあん
  • だんご粉
  • アウトドア用の小型バーナーとクッカー
  • 使い捨ての紙皿
  • ハサミ
  • 100均で売っている小型のすり鉢とすりこ木
この他に箸やスプーン、爪楊枝などがあれば便利
この他に箸やスプーン、爪楊枝などがあれば便利

花見の時に草だんごを作る方法

クッカーにお湯を沸かして持参したヨモギを茹でます。

茹でる時は輪ゴムで束ねたまま茹でると取り出す時に楽に取り出せます。

茹で加減は、茹で過ぎは風味が損なわれますので、ヨモギに熱が通る程度の短時間で大丈夫です。

輪ゴムで束ねたままのヨモギを軽く茹でる
輪ゴムで束ねたままのヨモギを軽く茹でる

茹で上がったら輪ゴムで束ねた根元部分を箸などで摘んで取り出し、すり鉢に入れてハサミで粗く切り刻みます。

この時に輪ゴムで束ねた根元部分はハサミで切り取って取り去ります。

茹で上がったヨモギはすり鉢に入れてハサミで粗く切る
茹で上がったヨモギはすり鉢に入れてハサミで粗く切る

ハサミで粗く切ったものを更にすりこ木ですり潰します。

粗く刻んだヨモギをすり潰す
粗く刻んだヨモギをすり潰す

ヨモギがすり潰せたらだんご粉を加えて良く混ぜ合わせる。

加えるだんご粉の量は上の写真の量のヨモギなら大さじ2杯。

硬さは耳たぶ程度になるように良く混ぜ合わせます。

硬すぎるようならヨモギを茹でた時の湯を少量づつ加えて硬さを調整しましょう。

ヨモギがすり潰せたらだんご粉を加えて良く混ぜ合わせる
ヨモギがすり潰せたらだんご粉を加えて良く混ぜ合わせる

手のひらにだんご粉を広げて、その上にだんご粉を混ぜ合わせたヨモギを団子1個分の分量のせて丸める。

丸める時はだんご粉をまぶしながら丸めると手にベタつかずに上手く丸めることが出来ます。

だんご粉を手のひらに広げてその上で丸めるとベタつかずに上手く丸めることが出来る
だんご粉を手のひらに広げてその上で丸めるとベタつかずに上手く丸めることが出来る

この作業は参加者全員で行うと楽しく出来ます。

自分の分は自分で丸めましょう
自分の分は自分で丸めましょう

丸め終わったらヨモギを茹でた湯を再び沸騰させて、その中に入れて茹でます。

湯に投入すると最初は沈んでいるが、暫くすると浮き上がってくる
湯に投入すると最初は沈んでいるが、暫くすると浮き上がってくる

湯に投入した直後は沈みますが、しばらく茹でていると浮き上がってきます。

浮いてから更に3分茹でれば出来上がり
浮いてから更に3分茹でれば出来上がり

浮き上がってから更に3分間茹でてから湯から取り出せば出来上がりです。

チューブ入りこしあんをのせてお召し上がり下さい。

きな粉を付けても美味しいと思います。

こしあんやきな粉を付けて召し上がれ
こしあんやきな粉を付けて召し上がれ

花見の時にみんなでワイワイやりながら楽しく作る草だんごは最高ですよ。

最後に、この時の花見の参加者から頂いた今回の草だんごの評価を紹介します。

「餅だ!!」「ヨモギの香りが凄い」「ホントだ!! 濃いですね」

なかなかの高評価を頂きました。

最後までご覧頂きありがとうございます!!

この記事は動画でもご視聴頂けます↓

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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