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レアな一点物もザクザク! 「ハンズメッセ」が名古屋・三重でのみ開催

大竹敏之名古屋ネタライター
名古屋と桑名の4店舗で開催される「ハンズメッセ」(8月24日~9月3日)

単なるセールではない掘り出し物市がメッセの原点

「ハンズメッセ」がハンズの名古屋3店舗(名古屋店、名古屋松坂屋店、名古屋モゾ ワンダーシティ店)および三重県・桑名店の4店舗限定で開催されます。期間は2023年8月24日(木)~9月3日(日)。

ハンズメッセは毎年夏の名物企画。お買い得商品が多数取り揃えられ、多くのファンが押し寄せます。値頃さにひかれて足を運ぶ消費者が多いですが、決して安売りのためのイベントではないといいます

「各地の倉庫に眠っていたデッドストック品など、ハンズのスタッフの目利き力を活かした掘り出し物を、お客様にお値打ちに楽しんでいただくイベントでもあるんです」とハンズ名古屋店販促担当の加藤克彦さん。

イベントのロゴが踊る店舗内のポスターや新聞の折り込みチラシなどでハンズメッセ開催をPRする
イベントのロゴが踊る店舗内のポスターや新聞の折り込みチラシなどでハンズメッセ開催をPRする

腕時計やフィギュアなどレアな一点物が多数

今年もその精神は健在。セイコーのヴィンテージ腕時計、70年代のスーパーカー自転車、カリスマ造形作家のフィギュアの放出品、国内外のミネラルショーで買い付けした天然石や化石、ヴィンテージのミニカーや鉄道模型などなど。マニアックな一点物がバラエティ豊かにチョイスされます。

セイコーなどのヴィンテージ腕時計はマニア垂涎!
セイコーなどのヴィンテージ腕時計はマニア垂涎!

米アリゾナ州で行われる世界最大のミネラルショーをはじめ、国内外に足を運んで買い付けてきた鉱石や化石はまさしく一点物
米アリゾナ州で行われる世界最大のミネラルショーをはじめ、国内外に足を運んで買い付けてきた鉱石や化石はまさしく一点物

1970年代のセキネ社製・スーパーカー自転車。フラッシャー、ドロップハンドルなど当時の中学生らには憧れの的だった
1970年代のセキネ社製・スーパーカー自転車。フラッシャー、ドロップハンドルなど当時の中学生らには憧れの的だった

恐竜造形作家・荒木一成氏が手がけたフィギュアもメッセ対象商品
恐竜造形作家・荒木一成氏が手がけたフィギュアもメッセ対象商品

他にも、キッチンの時短・節約グッズ、南部鉄器鉄瓶や手編み山葡萄カゴバッグといった手仕事の魅力を伝えるこだわりグッズ、非常食や防災用品、ビューティー、トラベル用品など、従来の売れ筋も豊富にラインナップ。コアなファンだけでなく、幅広いユーザーが興味をそそられる企画内容となっています。

名古屋地区での期待と実績が開催を後押し

久しぶりに制限なしの通常開催となるハンズメッセ。その意気込みを前出・加藤さんはこう語ります。

2019年のハンズ名古屋店(当時は東急ハンズ名古屋店)のハンズメッセ風景。コアなファンからライトユーザーまで多様なユーザーが足を運ぶ
2019年のハンズ名古屋店(当時は東急ハンズ名古屋店)のハンズメッセ風景。コアなファンからライトユーザーまで多様なユーザーが足を運ぶ

「コロナ禍で積極的な集客、イベントを開催できない数年間でしたが、名古屋・桑名地区での開催の背景には、とりわけお客様の支持を得てきた実績もありました。名古屋店ではコロナ禍前は7日間で22万人もの集客を記録するなど、夏の一大イベントとしてすっかり浸透し、お客様の期待もきわめて高いことが地域限定の開催の後押しとなりました。今回の4店舗限定ハンズメッセに向けて、スタッフの目利き力を最大限に発揮して、たくさんの商品を集めています!」

こうして名古屋と桑名の4店舗だけで開催されるハンズメッセ。ここでしか出合えない商品とお得さを是非体験してみてください!

(写真撮影/すべて筆者 ※ハンズメッセのロゴマークはハンズ名古屋店提供)

名古屋ネタライター

名古屋在住のフリーライター。名古屋メシと中日ドラゴンズをこよなく愛する。最新刊は『間違いだらけの名古屋めし』。2017年発行の『なごやじまん』は、当サイトに寄稿した「なぜ週刊ポスト『名古屋ぎらい』特集は組まれたのか?」をきっかけに書籍化したもの。著書は他に『サンデージャーナルのデータで解析!名古屋・愛知』『名古屋の酒場』『名古屋の喫茶店 完全版』『名古屋めし』『名古屋メン』『名古屋の商店街』『東海の和菓子名店』等がある。コンクリート造型師、浅野祥雲の研究をライフワークとし、“日本唯一の浅野祥雲研究家”を自称。作品の修復活動も主宰する。『コンクリート魂 浅野祥雲大全』はその研究の集大成的1冊。

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