SNSの反響はコメダ史上最高! 5色のカラフルクリームソーダがウケる理由
公式Twitterの発表にリツイート&「いいね!」が8万以上!
コメダ珈琲店の「カラフルクリームソーダ」が8月16日、発売されました。定番のメロングリーンに季節限定の4種が加わり、合わせて5色がそろい踏み。新発売されたのはパイン(黄)、ラムネ(青)、スイカ(赤)、白桃(白)。全国のコメダ珈琲店で10月中旬までの販売予定となっています(一部店舗のぞく、なくなり次第終了)。
このニュースがコメダのTwitter公式アカウントでリリースされるや話題沸騰。たちまち2・8万のリツイート、5・8万の「いいね!」がよせられました。
「SNSでこれほど反響が大きかったのは初めてです」とこれにはコメダの広報担当者もびっくり。なぜこんなにウケているのでしょうか? 新商品開発の背景や、より楽しむコツなども合わせて尋ねました。
クリームソーダ&レトロ喫茶ブームの背景にコメダの存在が
「クリームソーダは、お子様や女性にも喫茶店を楽しんでいただきたいという創業者の思いからメニューに採用しています。ブーツグラスを使っているのも同様の理由です」とコメダ広報担当者。もともとファミリー客が多いこともあって、その人気は安定しているといいます。
人気スイーツのシロノワールではバラエティ豊かな限定商品が季節の風物詩となっていますが、クリームソーダの季節限定商品を売り出すのは初めて。「カラフルクリームソーダ」の『レトロ可愛い』というキャッチフレーズからも分かる通り、近年のレトロ喫茶ブームでクリームソーダの人気も高まっていることが背景になっています。色鮮やかでどこか昭和のムードも漂うクリームソーダは映える要素も満点で、SNS時代にもマッチしたメニューになっているのです。
そして現在のレトロ喫茶ブーム自体、コメダの影響も小さくありません。2010年代以降、おしゃれで洗練された“カフェ”から、飾らないくつろぎ感のある“喫茶店”に人々の関心が移った背景には、コメダが全国に店舗を広げ、昔ながらの喫茶店のよさを再認識させたことと決して無関係ではないと思われます。そのコメダが昭和の喫茶を象徴するクリームソーダを強化して売り出したのですから、“真打ち登場!”という期待感が膨らみ反響も一気に拡大したのではないでしょうか。
加えて、コメダのクリームソーダにはもともと他の喫茶店にはない魅力があります。ブーツグラスはルックスがかわいい上にボリュームも十分。ソーダの上のトッピングはアイスクリームが一般的で、ソフトクリームが乗ったものは他ではあまり見られません。見て楽しく、飲んでおいしい魅力が、クリームソーダファンの期待をいっそう大きくしているといえそうです。
5色のバリエーションで“推し活”にも有効に
また5色というバリエーションも、消費者の心をくすぐった大きな要因と考えられます。SNSはアイドルやタレントを応援する“推し活”にも積極的に使われていて、その際に“メンカラ”(メンバーのイメージカラー)は効果的なアピールポイントのひとつ。5色あれば“推しのメンカラ”に当たる確率が高まり、クリームソーダの映え要素も一気にアップするわけです。
こうしたニーズも受けて、コメダのファンサイト「さんかく屋根の下」では「クリームソーダがきれいに撮れちゃうコツ」も紹介されています。コツは以下の5つ。
①向きは斜めまたは横から、全体が映るようにアングルをチェック!
②背景をぼかして存在感アップ!
③バックライトで逆光を演出。キラキラ度アップ!
④小物があってもカワイイ!
⑤とにかく急いで!溶ける前に撮りきる!
筆者もチャレンジしてみましたが、思った以上に難易度が高いのが⑤。ソフトクリームはとけ出すのが早く、形がきれいに保たれているのはわずか1分程度。写真を撮るのも楽しいですが、とけ始めたらスマホはしまっておいしくいただくことを優先したいものです。
特製Tシャツが当たるキャンペーンも
その他、プレゼントをゲットできるキャンペーンも。アプリスタンプキャンペーンは「もれなくもらえる!コース」と「アプリくじ!コース」の2コースが。カラフルクリームソーダ1杯につき1スタンプで5スタンプを集めると「もれなくもらえる!コース」ではドリンク引換券を獲得でき、「アプリくじ!コース」では抽選で2500名に限定クリソーTシャツが当たります。
Twitterキャンペーンはカラフルクリームソーダの写真を「#わたしの推し色クリームソーダ」をつけて投稿すると、抽選100名にコメダで使えるeギフト500円分が当たります(9月1日まで)。
飲んで、撮って、応募してと楽しみ方が広がるコメダのカラフルクリームソーダ。レトロ喫茶ファンならずとも大いに楽しめそうです。
(写真撮影/筆者 ※5種のクリームソーダの集合写真、メロングリーンのクリームソーダ、キャンペーン画像はコメダ珈琲店提供)