【暮らし】災害級の猛暑に要注意!もと海上保安官が教える「熱中症対策ライフハック」2つ
元海上保安官で2児の母、川崎みさです。災害級の暑い夏を乗り切るために、今や「熱中症対策」は、生活の一部になりました。そこで、本記事では海上保安官時代に覚えた2つの熱中症対策をご紹介します。
家でも「水筒」で小まめに水分補給
暑い夏場。わが家では、家の中でも「水筒」を使って水分補給をしています。なぜなら、熱中症対策には「小まめな」水分補給が大切だからです。
海上保安官時代、灼熱の甲板作業などが多くても熱中症にならなかったのは、小まめに水分補給をしていたから。先輩からも「要救助者をいち早く助けるためにも、まず海上保安官自身が元気でいること」と、口を酸っぱくして言われていました。身体が一度に吸収できる水分量には限りがあるため、熱中症には「小まめに」水分補給をすることが大切なのです。また、家で「水筒」を使うメリットは他にもたくさんあります。
家でも「水筒」を使うメリット
・大量のコップを洗わなくていい
・家の中で持ち運べる
・倒しても中身がこぼれない
・冷蔵庫の開閉が減り節電できる
・水筒を使えば6時間ほど麦茶を保冷できる
・子どもに「お茶ついで」と言われない
ちなみに、病気のときにも「水筒」が大活躍。個人の水筒に水や麦茶を入れておけば、他の家族が間違って口をつけることもありませんし、病気中で身体がだるくても枕元に水筒を置いておけばサッと水分補給ができます。
冷房をつけるタイミングは「体感」ではなく「温度」で決める
熱中症予防のためにも、適切に使いたい「冷房」。しかし、1日中冷房のかかった部屋にいると身体がダルくなったり、節電・節約が気になったりと、冷房をつけるタイミングが分からず、軽い熱中症になってしまうことも。
そんなときは「体感」ではなく「温度」で冷房をつけるタイミングを決めておくのがおすすめです。わが家では、「30度を超えたら冷房をつける」がルール。海上保安官時代に、仕事に集中するあまり気温に対する感覚が鈍くなり「うっかり熱中症」になってしまう方がいたため、「体感」ではなく「温度」で適切に冷房を使うことが規則で決まり、家庭でも実践するようになりました。
もと海上保安官が教える!暑い夏の「熱中症対策ライフハック」2つ
家でも「水筒」を使って小まめに水分補給
冷房をつけるタイミングは「体感」ではなく「温度」で決める
災害級の暑さを乗り切る方法は、いくらあっても困りません。この夏を「楽しかったね!」で終われるように、参考にしていただけたら嬉しいです。