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井岡一翔に過去最強の刺客 IBF王者マルティネスとは #専門家のまとめ

木村悠元ボクシング世界チャンピオン
(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

7月7日に両国国技館で世界スーパーフライ2団体統一戦が行われ、WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が、IBF王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と対戦する。タレント揃いのスーパーフライ級で、この試合は非常に重要な一戦となる。

ココがポイント

▼井岡にとって念願の統一戦が決定 IBF王者のマルティネスはアグレッシブなファイトスタイルが特徴

・WBA王者・井岡一翔とIBF王者・マルティネスが統一戦 七夕に両国国技館で(デイリースポーツ)

▼マルティネスはスーパーフライ級タイトルを9度防衛したアンカハスからタイトルを獲得した

▼井岡はこの試合に向けて恒例となるラスベガスでの合宿を敢行 「良いキャンプができた」と調整は万全

・井岡一翔、2団体統一戦は“打ち合い必至”の熱戦を予告 「打ち勝たないといけないので自ずと手数の多い試合になる。見応えある試合に」(ABEMA TIMES)

エキスパートの補足・見解

今回の統一戦は井岡にとって勝負の一戦となる。IBF王者のマルティネスは、無敗のボクサーで手数とラフファイトが特徴だ。距離を取ったボクシングを得意とする井岡にとって、決して相性が良い相手とは言えないだろう。ポイントとなるのは、前半でのペース争いだ。井岡がジャブをつき序盤でペースを握れば勝機は十分にある。しかし、打ち合いを得意とするマルティネスのボクシングに付き合ってしまうと厳しい戦いとなるだろう。この試合に勝利すればスーパーフライ級での4団体統一にも繋がってくるため井岡にとって負けられない一戦となる。

元ボクシング世界チャンピオン

第35代WBC世界ライトフライ級チャンピオン(商社マンボクサー) 商社に勤めながらの二刀流で世界チャンピオンになった異色のボクサー。NHKにて3度特集が組まれ商社マンボクサーとして注目を集める。2016年に現役引退を表明。引退後に株式会社ReStartを設立。解説やコラム執筆、講演活動や社員研修、ダイエット事業、コメンテーターなど自身の経験を活かし多方面で活動中。2019年から新しいジムのコンセプト【オンラインジム】をオープン!ボクシング好きの方は公式サイトより

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