創業90年を超えるレトロモダンな洋食屋。年配の人には懐かしい、若い人には新しい、丁寧に作った洋食メニューがたくさん！国宝松本城観光に出かけた時、ランチとして利用したい「時代遅れの洋食屋 おきな堂」を紹介します。

1933年創業の「時代遅れの洋食屋 おきな堂」

北アルプスや美ヶ原高原など豊かな自然に囲まれた長野県松本市。国宝松本城の城下町として400年以上栄えてきた歴史もあり、貴重な史跡も多く、芸術文化の街でもあります。

見どころいっぱいの松本は観光客もいっぱい！休日のお昼ともなるとランチ難民となることも。以前、お店探しで苦労したので、今回は事前リサーチしてでかけました。

そして利用したのが、時代遅れの洋食屋 おきな堂。

3階建ての建物は、創業当時そのままのものもあるとか。

なんともレトロで味があります。

行列のお店と聞いていたので、オープンの11時を狙って出かけてきました。

昭和にタイムスリップ！レトロな店内

1階と2階がお店として営業しています。女鳥羽川沿いと景色が良さそうだったので、2階にしました。椅子もランプもアンティック。昭和にタイムスリップしたかのようです。

女鳥羽川の向こうには四柱（しはしら）神社。間には賑やかな、なわて通りもあります。松本城までも、こちらのお店からは歩いて7分ほどでした。

松本観光のランチには、ぴったりのお店です。

人気メニューが1皿に！ボルガライス

ランチで人気なのは、ハヤシライス、カレーライス、ポークソテーとのこと。初めてなら、チキンカツにオムライス、ハヤシソースがかかったボルガライスが、いろいろ食べられておすすめです。

薄焼き玉子の下はケチャップライス。

チキンカツはサクサク！

ハヤシソースは想像以上に濃厚！もう、デミグラスソースじゃん、これ！っていうくらい濃厚！よくあるハヤシソースのように甘くはないです。

牛すじ肉と香味野菜をコトコト煮込み、仕上げに牛バラ肉と玉ねぎ。余計なものがいっさい入っていないシンプルな味。オムライスにも、チキンカツにもあう。

食べてないけど、ハンバーグも、ポークソテーも、絶対おいしくするソースだ。

おいしい色のカレー

運ばれてきたのを見ただけで、これ絶対おいしいやつやん！とわかるカレーの色。カレー単品なら850円。チキンカツがのったバンカラカツカレーは700円。あれ？こっちの方がお得。

安曇野三元豚と玉ねぎだけのカレーです。

見た目お母さんのカレーを連想させる黄色のカレーは、予想を裏切るスパイシーな味。チキンカツにはソースも添えられていますが、ソースとカレーを混ぜて食べてもおいしかったです。

デザートは手作りプリン

バンカラカツカレーがリーズナブルだったので、こちらはセットにしました。

サラダとお好みドリンクと手作りデザートのセットで+850円です。

地元野菜を使用したサラダは、新鮮でシャキシャキ。ドレッシングも、どこか懐かしい味。

ドリンクはアイスコーヒーでお願いしたのですが、なんと氷までコーヒーという気配り。

そして、デザートは食べたかった手作りプリンをセレクト。

そうそう。この固めのプリンが食べたかったのです。

これで+850円は絶対お得。

まわりのテーブルで食べている、ポークソテーやハンバーグも本当においしそうで。サンドイッチもテイクアウトしたかった。

昭和生まれの人には懐かしい、若い世代の人には新しい、誰もがおいしくいただけるメニューばかりだと思いました。

松本市民がうらやましい～～！

一部の商品はネットで購入できるようです。
時代遅れの洋食屋 おきな堂オンラインショップ（外部リンク）

スタッフさん達の所作も素敵で、プリンにはさりげなくスプーンを2本つけてくれるなど、サービスにも感動しました。