【佐賀市】120年以上の歴史を持つ丸秀醤油の蔵開きへ。見所、お得、学びがたくさん。
以前、イベントの予告記事としてご紹介した、丸秀醤油の「しょうゆ蔵の蔵開き」。
天気にも恵まれた10月22日、参加してきました!当日はイベント用に大型の駐車場も整備され、着いた頃は車でいっぱいでした。
この看板を目印に、左に曲がります。通常営業している直売所に行く際も、こちらを目印にお進みください。普段は直売所前に車を停められます。
近づくにつれ、賑やかな声が聞こえてきます。コーンで仕切られた道に沿って中へ。今回は特に予約をしていなかったので、「入場のみ」の道を進み、簡単な記入をして中に入ります。
入口で案内の紙をいただきました。「あのお店も出店しているんだ!」と嬉しい発見があったり、細かい説明も添えてあり、わかりやすい♪
まずはこちら。このテントでは、区切られた時間の中で、いくつかお店が出店していました。13時ごろに着いたので、「IL SORRISO」の商品が販売中で、丸秀醤油の「自然一醤油」と甘酒を使ったカラメルプリンとシュークリームが並んでいました。
それぞれ400円。どちらもゲットしました!
プリンは全体的にほんのり茶色。甘さは控えめですが、ほんのり醤油のコクを感じ、奥深い味わい。シュークリームは麦味噌クリームを詰まっています。どんな味だろう?と予想できぬまま食べてみると、クリームはなんともいえない甘じょっぱさ!初めての味わいでしたが、これはクセになる!醤油や味噌を使ったスイーツ=和菓子というイメージが覆される美味しさでした♪
そのほか、醤油ラーメンや甘酒ドリンク、味噌汁などなど…丸秀醤油と取引のあるお店が並び、皆さん中央の休憩スペースで飲んだり食べたり、ゆっくりと過ごしていました。醤油や味噌、麹などを作る教室の各テントも盛り上がる一方で、お昼時だったこともあり、休憩スペースはしばらく満席状態でした。子どもがもう少し大きくなったら、一緒にワークショップにも参加してみたいなぁと思います。
そして、奥の蔵近くに行くと、「蔵見学」の受付が。これも楽しみにしていました。普段はなかなか入ることができない、しょうゆ蔵。時間帯で区切られていて、そわそわと入口で待機。
中に入り、2階へのぼると…「わぁ…」と、ため息のような歓声があがります。醤油の香りに包まれた、醤油づくりのための空間。大きなタンクに目が行きますが、醤油を作るのに欠かせないのはそれだけではなく、蔵内に住み着いた見えないたくさんの菌も含まれます。
職人さんがじっくりと向き合い、2年かけて発酵させます。昔ながらの天然醸造で醤油づくりをしているのは全国でもごくわずか、佐賀県では唯一だそうです。聞けば聞くほど奥深く、その深さは完成した醤油から感じられると思います。
行列必須!毎年大人気の“味噌詰め放題”!
そしてこちらも楽しみにしていた「味噌つめ放題」!予約なしで先着順となっていて、蔵見学を終えたときにはすでに長蛇の列…挫けずに並ぶこと、約1時間。ようやく順番が巡ってきました!擦り切れ1杯でも2キロ入るケースに、10秒内でどれだけ詰められるか…!力量次第なところもありますが、こだわりの、無添加味噌が1,600円で詰め放題とはお得です!
結果、詰められたのはこの量。「もっといけた気がする…」と思いますが、きっとこれが精一杯。ケースをしっかりとおさえる相方も必須です。味噌を鷲掴みにすること自体、なかなかない体験!ケースにラップをかけてもらい、フタと一緒に手提げのビニール袋にいれて持ち帰りました。
その夜、さっそく頂いたお味噌汁は…少量でもしっかり味噌の風味が広がり、飲んだ瞬間はまろやかなミルキー感もあり、とても優しい味。家族にも大好評でした。食欲のない朝でも、一番に体にいれたい優しさ!これが詰め放題で頂けるとは、改めて驚きです。
会場ではほかにも、醤油や味噌、麹づくりの体験教室などさまざまなブースが設置され賑わいを見せていました。体験しているのは小さなお子さんから年配の方までさまざま。イベントとして楽しみつつ、学びも多い蔵開きとなりました。
早くも来年の開催が楽しみです!丸秀醤油さんの商品はスーパーなどに並んでいるほか、蔵元横の直売所でも購入できます♪ぜひ、そちらにも足を運んでみてください。