ユニークな名前の小惑星「たこやき」「田中」「埼玉」あなたならどんな名前を付ける?
皆さんがもし夜空の天体に名前を付けれるとしたら、どんな名前にしますか?実は、この太陽系にはユニークな名前を持つ天体がたくさん存在しており、本記事ではそれらを紹介していきます。
■あまり特徴がなく命名に手こずった「マケマケ」
準惑星「マケマケ」は、冥王星に近い軌道を周回する太陽系外縁天体です。 2005年に発見され、月より半分くらいの大きさの楕円形の天体で、地球から非常に遠い約5億kmの距離に位置しています。
気になる名前の由来ですが、マケマケはあまり特徴がなかったことから、無理やりイースター島の創造神マケマケにちなんで命名されました。
■ユニークな名前の小惑星たち
実は、宇宙には変な名前の小惑星がたくさんあります。なぜかというと、第一発見者に命名権が与えられるからです。 例えば、たこやき、田中、トトロ、アンパンマン、しじみ、庵野秀明、仮面ライダー、埼玉など、明らかにユニークな名前が多く存在しています。 一応ルールもあって、16文字以内で誰でも発音が可能な名前でなければならないそうです。
一方で、小惑星探査機「はやぶさ」や、「はやぶさ2」がサンプルリターンを行った小惑星は、JAXAの公募により「イトカワ」や「リュウグウ」という名前が付けられた例もあります。
1965年には、アマチュア天文家の池谷氏と関氏が同時に別の場所で彗星を発見したことで、「池谷・関彗星」と名付けられたこともありました。
皆さんがもし小惑星を見つけたら、どんな名前をつけますか? 私だったら、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン小惑星」にすると思います。いつかその天体で熱唱してみたいですね。
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