【浜松市】浜北区・金管奏者必見!?「世界のラッパたち」は5/24まで
浜北文化センター内にある浜松市・市民ミュージアム浜北では、浜松市楽器博物館の出張展示「世界のラッパたち」を5/24まで開催しています。
展示されているのは、世界各地から時代を問わず集められた40点ほどのラッパたち。入場無料なので気軽に鑑賞できます。
浜松市・市民ミュージアム浜北の出入り口は、写真の黄色い矢印付近です。
館内に入り一番奥にある特別展示室へ。
今回の展示で見ることができるのは世界のラッパたち。入り口からチラリと見える展示室内に、元吹奏楽部員の私の心は早くもドキドキ。
※展示写真はすべて許可を得て撮影しています
展示室内では正面手前と奥、そして左右にラッパたちが並んでいます。おお。正面左側奥にアルプホルンがある~。わあ。本物を見るの初めて♪
ところで、その右側(正面中央)にある見慣れない楽器はなんだろう?
謎の楽器はあとでじっくり見るとして、まずは手前右側のガラスケースから。ここには角笛や浜松まつりで使用される「ビューグル」がありました。
レバーやピストンがないラッパで音階出して曲を吹くのってコツが要るよね。まつりラッパは吹いたことがないけれど、金管楽器担当だったのでその苦労は分かります。
手前左側には、ほら貝など。ラッパは金管楽器とも云い、唇を振動させて音を出す楽器のこと。金属製でなくても非金属製でも仲間にカウントされるので、ほら貝もラッパの仲間なんだとか。
室内左側手前の展示ケースには琉球王朝時代のラッパ(推定復元品)や、韓国、オーストラリアなどのラッパがありました。奥の展示ケースには、とある爬虫類の形をしたものも。
アルプホルンの手前に展示されているのは、チベット仏教で使用される「ラグ・ドゥン」。どんな音なのか気になりますね。
この2つの長~い楽器は、それぞれコンパクトに持ち運べるとのこと。移動するのも大変です。吹く時は肺活量がどれくらい要るんだろう…。
展示室内中央でどど~ん! と存在感を放っていた謎の楽器は、「セルパン」というイギリス製の古楽器でした。
わわわ。これは持った時にキー操作部が身体の右側に来るようにできている…ように見えるけど、どうなんだろう。右手だけじゃ操作しきれない位置にもついてるよね!?
と思った方は展示室内のビデオ上映をご覧くださいね。私はそれで納得しました。
室内右側には教会で使われるラッパや、産業革命ゆかりのラッパ、軍楽隊から伝わったラッパなどが展示されています。
なかには歌劇『アイーダ』の「凱旋行進曲」ファンファーレが印象的な楽器、アイーダトランペットもありました。ポストホルンは丸い形がキュート♪
この「世界のラッパたち」は2022年5月24日(火)まで開催しています。ここで紹介した以外にも珍しいラッパを見ることができるので、気になる方は浜北文化センター内にある浜松市・市民ミュージアム浜北へ。
私はセルパンの音色が気に入ったので、会期中にもう一度行くかもしれません。
※展示写真はすべて許可を得て撮影しています
<施設情報>
会 場:浜松市・市民ミュージアム浜北 1階特別展示室(浜北文化センター内)
住 所:浜松市浜北区貴布祢291-1
会 期:2022年3月19日(土)~5月24日(火)
開館時間:9:00~17:00
観 覧 料:無料
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐 車 場:あり(無料)※駐車台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関等をご利用ください
公式サイト:浜松市・市民ミュージアム浜北公式サイト (外部リンク)