ご麺ください！お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

人気店のラーメンを食べてみたいけど「遠くて行けない」「行列に並びたくない」「育児中で外食は避けがち」などのお悩みを持ったことはありませんか？そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回は日本最大級のラーメン通販サイト『宅麺.com』より、『煮干中華蕎麦あらた』の「シンチャンつけ麺」をお取り寄せしたのでご紹介します。

■『煮干中華蕎麦あらた』とは

ラーメン王国と呼ばれる山形県の新庄市にあり、朝は『煮干中華蕎麦あらた』・昼は『新旬屋本店』・夜は『極中華蕎麦ひろた』と、珍しい三暖簾形式で営業している超人気店。名前として最も有名な『新旬屋』は数々の受賞歴をお持ちで、YTS山形テレビ「ラーメン王国 とっておきの BEST30」でも第1位に輝くなど舌の肥えた山形県民からも圧倒的な支持を得ています。

開封・調理

中身は冷凍された麺（300g）、スープ、チャーシュー（2種）、海苔。

原材料等はこちら。

付属の説明書に沿ってスープを湯せんし、具材はお湯で温め、麺をゆでて流水で締めれば約10～13分ほどで完成。今回、麺のゆで時間は11分30秒、追加でメンマ、玉ねぎみじん切り、刻みネギをトッピング。

こちらが完成品。麺は瑞々しく、スープからは決して強すぎないバランスの芳醇な煮干しの香りがしてきます。では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食。

■実食

麺【細☆☆★☆☆太】

『新旬屋』系といえばな、超多加水のプリプリでピロピロな絶品の太麺。

まずは麺のみで。同店に期待するプリっとした瑞々しさ極まる口当たり。全粒粉も練り込まれていて、ほのかな香ばしさもあります。珍しいかなり短めなタイプで、無理にほぐしていないので調理方法は間違っていないと思いますが念のため補足。

スープ【あっさり☆★☆☆☆こってり】

煮干しの旨味がこれでもかと抽出された芳醇な味わい。

スープもまずはダイレクトに。煮干しの苦味や風味はほどほどレベルで、とにかく旨味が完全主役なバランス。さらに醤油のキレと背脂のコクが飲み応えを加えます。では、麺とスープを合流させましょう。

煮干スープの醤油と背脂がよい立ち回り。

瑞々しい多加水麺ながら、スープのキレとコクが活躍して咀嚼時に薄まる感なく見事な相性。麺が極端に短いのは、スープとの絡みを計算しているのかもしれません。鼻から抜ける小麦と煮干しの風味のバランスも絶妙で上質。

豚バラ煮豚チャーシュー

ホロホロに崩れる柔らかさで、醤油のキレもしっかり。

一口では頬張れないほど圧巻の大判サイズ。脂身のこってり感を楽しみつつ、スープのキレも相まっていい具合に引き締まる味わい。

低温調理ロースチャーシュー

しっとりとした食感で、味わいはタンパクながら風味豊か。

後半、特に背脂の存在感が増してきて口の中がまったりしてきたときに食べると、レア豚らしい華やかな香りがすっきりさせてくれる役割も担ってくれます。贅沢。

海苔

海の幸同士が手をつなぐ。

煮干の旨味と海苔の風味がバツグンの相性。海苔が好きな方は、追加トッピングすることもおすすめです。

まとめ

『煮干中華蕎麦あらた』の「シンチャンつけ麺」とのご対麺はどうでしたか？

その味わいは、 煮干しの苦味や風味は控えめで旨味がとことん抽出された、醤油のキレと背脂のコクも豊かなスープに、同店といえばな多加水ピロピロ麺も相変わらず絶品な一杯でした。

実は煮干しの風味が強いニボニボ系は苦手な筆者ですが、この一杯は本当に美味しく食べられました。煮干系が苦手な方もご興味があればぜひ。それでは、ごち麺でした！