【秋田県横手市】30年愛され続ける納得の味!横手市朝日が丘『麵家秀吉』の納豆みそラーメンとは?
創業から約30年!親切なご夫婦が営む名店『麵家秀吉』とは?
秋田ふるさと村近くの住宅街に、一軒のラーメン店がある。気さくなご主人と優しい雰囲気の奥様が、二人三脚で切り盛りする『麵屋秀吉』だ。
季節は桜舞う春の真ん中。……なんだけど、この日は朝から小雨がちらつき、肌寒さを感じる微妙なお天気。こんな日は温かいアイツが恋しくなる。レッツ・ラーメン。そう、本日は平成初期から続く老舗で、創業当時から愛され続ける極上の一杯に舌鼓といこう。
年季の入った黄色い暖簾、レトロな本棚に並ぶ漫画本、そしてカウンターでそれを読みながら静かに着丼を待つ常連さん。そんな古き良き街のラーメン屋さんには、多くの人が注文する人気メニューがある。それが納豆ラーメンだ。
品書き
みそ
納豆みそラーメン:750円、みそ野菜なしラーメン:600円、みそ野菜ラーメン:700円、ねぎみそラーメン:850円、みそチャーシューメン:880円、ねぎみそ納豆:880円
しょうゆ
秀吉しょうゆ麺:650円、辛口ネギラーメン:700円、野菜ラーメン:700円、チャーシューメン:800円
塩
辛口塩ネギ野菜:800円、タンメン:750円、塩納豆ラーメン:750円、ハマグリ塩ラーメン:750円
とんこつ
とんこつ野菜ラーメン:750円、とんこつラーメン:600円、ピリ辛とんこつ:700円、とんこつ納豆:700円、とんこつチャーシューメン:800円
辛口肉野菜タンタンメン:880円、辛口肉納豆野菜タンタンメン:850円
ネギチャーシュー丼:300円、チャー飯:580円
手作り焼ぎょうざ:380円
ミニ焼肉丼:400円、野菜いため定食:800円、豚レバーニラいため定食:800円、チャー飯セット:700円、ギョーザセット:500円など。
定番の一品からハマグリ塩ラーメンといった変わり種まで、さまざまな味が楽しめる秀吉。噂の納豆系ラーメンは塩や辛口担々麺との相性も気になるところだが、今回私は納豆みそラーメンに注目。シャキシャキのネギをトッピングしたねぎみそ納豆でファイナルアンサーだ。
あっさり系味噌ラーメンと香ばしい納豆が絶妙タッグ!その味がクセになる『麵家秀吉』の納豆みそラーメンとは?
噂の納豆みそラーメンがたっぷりの野菜の冠をかぶって登場だ。まずはスープをひと口。おお、なるほど。あっさり系のスープを、香ばしい納豆の風味が優しくアシストしている。納豆の味がガツンと主張してくるかと思いきや、意外にスッキリした味わいだ。
てんこ盛りの野菜を攻略しつつ、同時にラーメンを啜る。麺は喉ごしの良い中細縮れ麺で、ピリ辛に味付けされた野菜はシャキシャキで香ばしい。野菜にちょっぴり辛味が効いているが、全体的に優しい仕上がりだ。
そして驚いたのがチャーシューだ。豚モモ肉を使いややしっとりした味わいのチャーシューだが、これがガチでウマい。次回はチャーシューを追加トッピングするか、品書きにあったネギチャーシュー丼を注文しようと心に決めた私だ。
前身の『ラーメン専門店 めん華』時代を含めると、創業から約30年を数える麺家秀吉。納豆ラーメンは創業当時からの人気メニューで、その味を求めて長年足を運ぶ常連さんもいるようだ。
寡黙な方と思いきや、新参者の私にも気さくに接してくれるご主人。そしてその様子を優しい雰囲気で見守る奥様。そんなご夫婦が紡ぐ極上の一杯は、しっかりと次世代にも受け継がれている。そう、ご夫婦の息子さんが切り盛りする『麵家秀吉 西馬音内店』も羽後町で愛されている名店だ。
ラーメンも、ご夫婦も、良いバランスだな。こっそりそんなことを思いながら、心も体もすっかりポカポカの私である。
【店舗情報】
麵家秀吉 本店
住所:秋田県横手市朝日が丘3-6-1
営業時間
月曜日~木曜日:11時~14時半 ※夜営業無し
金曜日~日曜日および祝日:11時~14時半、17時~19時半
電話番号:0182-33-9050
定休日:不定休