【秋田県仙北市】角館で出会ったお値段以上の秋田メシ!話題の日替り定食の店『食彩 舞桜』とは?
今年の1月オープン!気さくな女性店主が営む「日替り定食の店」へGO!
みちのくの小京都で、秋田の人気者・ハタハタを食らう。
今年の1月、仙北警察署に程近い国道341号線沿いに、新しい店がオープンした。品数マシマシの「日替り定食」が楽しめる店『食彩 舞桜(まいざくら)』だ。
さっそく話題の新店に入ると、気さくな女性店主が迎えてくれた。清潔感のある店内はカウンターやテーブル席のほか、奥には小上りも。店主がもたらす温かい空気の中、のんびりと昼飯を楽しむご常連。まだオープンから1年経っていないが、長年地元で愛されてきたような、そんな雰囲気が漂う定食屋さんだ。
本日の定食
『舞桜』のメニューは、日替り定食一本勝負。この日はメインディッシュをハタハタの一夜干しとからあげから選ぶことができた。ちなみに木曜日は「お魚の日」のため、魚料理を食べたい方は木曜が狙い目。気になるその日の献立は、店のインスタグラムで事前にチェック可能だ。
これは毎日通いたい!『食彩 舞桜』の品数マシマシ日替り定食に舌鼓!
さあ、注目の日替り定食が到着だ。今回私はメインディッシュに、ハタハタの一夜干しを指名。秋の風物詩・いものこ汁にカボチャのサラダ、奥には茶碗蒸しの姿も見える。この品数で880円は素晴らしい。さっそく地元の人気者・ハタハタからレッツイートだ。
おお、コレだよコレ。こんがり焼かれたハタハタから溢れ出る香ばしさと、滲み出る上品な脂。身は肉厚で柔らかく、白飯との相性も抜群だ。ハタハタといえば淡白な味わいのため、唐揚げに比べるとちょっぴり物足りないかと思ったが、全くそんなことはない。この定食を牽引する座長として見事な働きぶりだ。
そして忘れてはならないのが、このいものこ汁だ。ねっとり食感がクセになる主役の芋の子に、舞茸や鶏肉も大量に入っており食べ応え抜群。寒くなるこの季節、いものこ汁が無性に染みるんだよな。なんてことを思いながら、ナチュラルな甘さが心地良いカボチャのサラダに箸を伸ばす。ハタハタの後ろに隠れているオマケの唐揚げもなんだか嬉しい。
一品一品しっかり美味しく、野菜もしっかり摂れて、おまけに白飯はおかわり無料。うむ、こいつは完璧だ。私はまたひとつ定食の理想郷を見つけてしまった。
角館で出会ったお値段以上の秋田メシ。……ここに毎日通いたいな。こっそりとそんなことを思いながら、〆のパウンドケーキをモグモグ頬張る私である。
【店舗情報】
食彩 舞桜
住所:秋田県仙北市角館西野川原39-19
営業時間:11時~14時
電話番号:0187-49-8217
定休日:日曜日 ※その他臨時休業の場合有り
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