【秋田県仙北市】昭和42年創業!田沢湖の『駅前食堂』で出会った極上のモツ煮定食とは?
田沢湖駅から徒歩10秒!創業57年の老舗食堂で、ぶらり昼ご飯!
田沢湖でモツ煮&卵の最強タッグと出会う。
「今日は観光ですか?」
先日、田沢湖駅前を歩いていたら、地元のお母さんにそう声をかけられた。さすが秋田屈指の観光地・田沢湖……なんだけど、私の目的は温泉でもたつこ像でもなく、いわゆるひとつの「メシ」である。そう、2年前の夏からYahoo!で書き綴ってきた私のグルメ放浪記は、ついに仙北市田沢湖エリアに進出だ。
今回、私が田沢湖メシの初陣に選んだのは、昭和42年創業の『駅前食堂』である。場所は田沢湖駅から徒歩10秒。文字通り駅前にある食堂だが、半世紀以上に渡り地元民や観光客に愛されてきた名店だ。
さっそくその白い暖簾をくぐると、この食堂を営む気さくなご家族が迎えてくれた。店内は若い女性に70代と思われるご夫婦、昼からビールをかっ飛ばす旅行中の男性の姿も見える。ご常連も観光客も腹減るミドルエイジ(私)も、みんなで仲良く駅前食堂。まずは気になる品書きからチェックしていこう。
- モツ煮丼:800円
- 親子丼:800円(+450円で比内地鶏に変更可)
- チーズキーマカレー:900円
- モツ煮定食:900円
- 焼肉定食:900円
- 稲庭うどん:800円
- 比内地鶏稲庭うどん:1,350円
- 醤油ラーメン:650円
- チャーシュー麺:800円
- 天ぷらうどん・そば:550円
定番の焼肉定食や醤油ラーメンに稲庭うどんなど、ご常連も観光客も楽しめそうな『駅前食堂』のラインナップ。チーズ躍るキーマカレーや、比内地鶏を使った親子丼なども気になるが、今回私が注目したのは看板メニューのモツ煮定食だ。
田沢湖に来たらまずはコレ!駅前食堂の名物グルメに舌鼓!
注目のモツ煮定食が到着。その特徴のひとつが、デフォルトで生卵が付いてくることだろう。後半戦は白飯にこいつを投入し、その上にモツ煮を乗せて食べるのがおススメのようだ。
さっそく今日の主役からレッツイート。ガッツリと染み込んだタレの味に、柔らかいモツの食感。プリプリの弾力がクセになる玉こんにゃくが入っているのも面白い。予想どおり、こいつは最強の白飯泥棒だな。そんなことを思いながら、モツ煮と白飯を交互に頬張る。箸休めの豆腐や漬物の存在も何気に嬉しい。
さあ、ここで一気に勝負をかけよう。白飯に生卵を投入だ。モツ煮と卵かけご飯の相性は如何に。いざ、実食だ。
おお、こいつはウマいぞ。モツ煮と卵がこんなに相性が良いとは知らなかった。晩秋の田沢湖で止まらぬレンゲ。私は後半戦で卵を投入したが、開幕から卵かけモツ煮丼で攻めるのもアリだろう。ガッツリ派の方は、プラス100円でご飯大盛りにするのもおススメだ。
昭和42年に開業した『駅前食堂』だが、今回私が堪能したモツ煮定食は3代目の若きご主人が数年前に考案したという。じっくりと煮込んで完成するこの逸品は、創業当初からの定番メニューと共に、この街で愛されている。
『駅前食堂』で出会った極上の名物グルメ。そう、田沢湖に来たらまずはコレだ。
【店舗情報】
駅前食堂
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内男坂85
営業時間:10時30分~18時30分
電話番号:0187-43-0483
定休日:金曜日