【佐賀市】観光屋形船“よどひめ号”から見上げる鯉のぼりは迫力倍増!川上峡春まつりで感じる春の訪れ。
桜が満開の時期を迎え、新年度がスタート。
毎年この季節になると、大和町の川上峡の景色が一変します。
第45回目を迎えた「川上峡春まつり」です。
今年は3月12日(日)から5月21日(日)までが開催期間となっており、佐賀市民にとって桜と同様、春の訪れを知らせる風物詩にもなっています。
約300匹の鯉のぼりが悠々と空を仰ぐ姿は壮観です!
毎年見ているはずなのに、見るたびに感動し、しばらく見入ってしまいます。
主催の大和町観光事業実行員会の方に伺ったところ、この鯉のぼりたちは全て寄贈されたものだそうです。
眠っていた家庭の鯉のぼりなどが、再び空を仰ぐ舞台となっていたんですね。処分はしたくないものの、飾る機会がなくなり、家でしまい込んだままになっている鯉のぼりがある方は、ぜひ寄贈も検討されてみてください。いきいきと泳ぐ鯉のぼりを見ると、懐かしい思い出も一緒に蘇りそうですね。
日・祝、5月6日のみ運行の観光船に乗って間近で鯉のぼりを
運転していると国道263号からもしっかり見えますし、與止日女(よどひめ)神社からは桜越しにその姿を拝むことができますが、やはりおすすめしたいのが春まつりの期間だけ運航している観光屋形船「よどひめ号」!
運航日は、3月21日以降の日曜日、祝日、5月6日(土)のみ。
天候次第で運行状況が変わるので、運航初日の21日(火)は、残念ながら運航中止だったようです。
昨年、4月半ばごろに乗りましたが、そのときは40分ほど列に並びました。
開放されている與止日女神社の駐車場に車を停め、神社に向かって右手にある階段から土手に降りました。
※階段が急で、土手の幅も広くはないため、ご注意ください。
受付で用紙に記入して、貸し出しされているライフジャケットを着用します。
ちなみに子ども用のライフジャケットもありました。
真下から見る鯉のぼり。横から見るのとはまた違った美しさ。大きさ。雄大さ!
風が弱くなると体が下りて、顔にかかりそうなくらい近くまでくる巨大な鯉のぼりも。
船上は、土手と切り離されたような静寂の空間になっていて、その中でパタパタとはためく鯉のぼりの音や水の音がまた心地よくて、その雰囲気にも魅了されました。
乗船時間は約10分。赤い官人橋を越えたあと、Uターンするときの景色も良かったです。
これはぜひ、乗ってほしい!
運航日が限られている上、待ち時間が生じる可能性がありますが、並ぶ価値あり!の体験でした。天気に恵まれたのも幸いでした。
このあとはまた神社から見下ろしたり、駐車場から“引きの画”を眺めたり。
毎年見ることができるのですが、“その時”をしっかり、目に焼きつけたくなる景色です。
春まつり中の各イベントも、ぜひご確認ください。
※與止日女神社の駐車場が満車の場合は、南側の「惣座橋」沿いにある「リバーサイドパーク」をご利用ください。そのまま土手道を7分ほど進むと着きます。