冷凍した野菜は「常温で解凍しないで!!」八百屋からの警告【そのワケとは?】
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
野菜を長期間保存するために、冷凍保存が便利なのは説明するまでもないと思います。ほとんどの野菜は冷凍することができますし、冷凍することで1ヶ月程度は長持ちします。
そんな冷凍野菜ですが、間違った冷凍方法や解凍をしてしまうと食感や味が悪くなってしまうんです。
そこで今回は多くの野菜に当てはまる冷凍する際のポイントや解凍方法について紹介していきます。
野菜を冷凍保存する際のポイント
野菜を冷凍する際の手順を紹介します。
1.しっかり洗う
2.水気をしっかり拭く
3.あらかじめ食べやすいサイズにカット
4.フリーザパックに入れる
5.アルミバットにのせて冷凍庫に入れる
アクがある野菜は先にアク抜きしておくなど、野菜によって多少工程の違いはありますが、基本的に上の手順を守っておけば野菜はおいしく冷凍することができます。
野菜をおいしく冷凍するためのポイントは、急速で冷凍させることです。
野菜に水気がついていたり、そのまままるごと冷凍してしまうと凍るまでに時間がかかってしまい、氷結晶が大きくなることで野菜の細胞がダメージを受けてしまいます。細胞や組織に傷がつくと、食感が損なわれたり、食味が悪くなるんです。
水気をしっかりと拭く、小さく切る、アルミバットに乗せて冷凍することで、凍るまでの時間が短縮されるので、おいしく冷凍することができるというわけです。
冷凍した野菜を解凍する際のポイント
冷凍した野菜を解凍する際も気をつけるべきポイントがあります。
それは、自然解凍ではなく凍ったまま加熱調理することです。凍ったまま加熱調理すると良い理由は、冷凍した野菜は解凍するときもダメージを受けるからです。
凍ったまま加熱調理することで、ダメージを最小限に抑えておいしく食べることができるんです。
ぜひ試してみてくださいね。
野菜の冷凍方法まとめ
今回は野菜の冷凍保存方法と解凍方法を紹介しました。
野菜の冷凍は便利ですし、今回紹介した方法を使えば、多くの野菜を冷凍することができます。
とはいえ、野菜の種類によって若干方法が異なりますし、冷凍に向いていない野菜もありますので、もっと詳しく知りたい方は「品目別野菜の冷凍保存方法」という記事を書いているので、ブックマークして活用してみてください。