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【宮城県 東松島市】芸術の秋到来!野蒜の「もみじ回廊」で 'もみじの世界'に飛び込もう

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

筆者が感じている日本の良き文化の一つ、秋は「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」などなど、'なんとかの秋'という言葉表現の存在。他の季節にも、いわゆる、「なんとかのなになに」という要素は考えつくはずなのに、秋は人々によってヨイショと持ち上げられています。

さて、前回の「あなたには見える?芸術の秋到来「蓮池弁財尊天」の紅葉水鏡」に引き続き、近場で「芸術の秋」を感じられるおすすめの場所を、改めて皆さんに共有していきます。

▲ いくつかの施設が同じ敷地内にまとまっているので、順番に楽しむことが出来る◎
▲ いくつかの施設が同じ敷地内にまとまっているので、順番に楽しむことが出来る◎

今回の「芸術の秋」おすすめの場所は、東松島市野蒜にある「もみじ回廊」です。
具体的な場所は、旧野蒜駅舎を正面にして左手側に、以前ご紹介した「のびるノ茶屋」があり、その真正面に「もみじ回廊」があります。

▲ 「もみじ回廊」に入る手前には「盆栽」の展示スペースもあり、日本の風情が2か所で楽しめる
▲ 「もみじ回廊」に入る手前には「盆栽」の展示スペースもあり、日本の風情が2か所で楽しめる

「もみじ回廊」は入場無料で、ゆっくりと石畳を歩きながら、さまざまな種類のもみじを楽しむことが出来ます。回廊に迷い込むような、いや、迷い込みたいと感じながら中へと進んでいくと、紅葉直近のもみじが、お上品な佇まいで両サイドから出迎えてくれます。

▲ 定番のもみじの他にも珍しい種類のものも多く、立ち止まって見ては調べ、また歩いては立ち止まり、繰り返しているうちにどこを歩いているのかがわからなくなる・・!
▲ 定番のもみじの他にも珍しい種類のものも多く、立ち止まって見ては調べ、また歩いては立ち止まり、繰り返しているうちにどこを歩いているのかがわからなくなる・・!

それは京の都の舞妓はんが、ポッと朱色の頬で「おいでやす」とポソっと声に出しているかのような、ちょうど良い具合の紅葉。もちろん、真っ赤、黄色、茶色と緑がほとんどない100%紅葉状態も、雅で良いと感じていますが、ちょうど移り変わる今の時期も美しいものです。

▲ 遠くから見つめても、やっぱりこのもみじは素敵だった!読者の皆さん、このもみじを見つけて見てください。
▲ 遠くから見つめても、やっぱりこのもみじは素敵だった!読者の皆さん、このもみじを見つけて見てください。

そして、もみじの種類の多さに驚きつつ、じっくりと葉を観察しながら歩き進んでいくと、あっという間に時間が経過していることに気づきます。かなりの数のもみじが生育していますので、植物が好きな方は没頭してしまうかもしれません!
また筆者が、非常に美しいなと感じた上記写真のもみじ。華奢で糸のように細い葉っぱですが、手のひらを大きく広げたような、存在感があるもみじです。
読者の皆さんは、どんな「もみじ」がタイプでしょうか?是非、野蒜の「もみじ回廊」でお気に入りのもみじを探してみてください。

▲ 「もみじ回廊」
▲ 「もみじ回廊」

さて、今回ご紹介した場所は、東松島市野蒜の「もみじ回廊」です。
ポコポコひつじ雲の秋空と、葉の色を衣替え中のもみじたち。石畳を渡りながら、ゆっくりと秋の空気を吸い、自然が作り出す色彩の世界をどうぞご堪能ください。

また、「もみじ回廊」の真正面には、以前ご紹介したトロリと溶ける 「つぼ焼き 大学いも」のびるノ茶屋で芋ごこち「のびるノ茶屋」がありますので、そこで「つぼ焼き大学いも」を食べることが出来ます!是非、皆さんリラックスした時間をお過ごしください。

名称:もみじ回廊
住所:宮城県東松島市野蒜北余景15 - 1

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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