【宮城県 東松島市】トロリと溶ける「つぼ焼き 大学いも」のびるノ茶屋で芋ごこち
9月も後半に突入し、東松島市と松島町の景色は、穏やかにゆっくりと緑から黄金色に移り変わってきていますね。田んぼの金色の稲穂がふわりふわりと、風とともに右に左に動いている姿は、とても美しい日本の風景の一つだと感じている筆者です。
ゴールドの稲の絨毯と共に、畑では秋の作物たちが、土の中で収穫される時を待ち続けています。その中の代表格といえば「さつまいも」。
先日、東松島市の野蒜で美味しいさつまいもに出会い、その食感と味に魅了されてしまいました。どんどん体重がグレードアップしていきそうですが「それさえも構わぬ!芋をくれ。」と、拙者(筆者)、イモ侍へと進行中です。
今回は、その野蒜のさつまいものお菓子をご紹介します。
それは、東松島市野蒜の「旧野蒜駅舎」すぐ横にある「のびるノ茶屋」の「つぼ焼き大学いも」です。上記写真の小さめカップにどっさりと、さつまいもが輪切りで入っています。
通常の大学いもは乱切りですが、この大学いもは輪切り。
輪切りの大学いもは、あまり見かけないスタイル。実は、ここが美味しさのポイント!
乱切りではないので、全体がカリッと油で揚がっており、蜜をまとわせた後も、しっかりと「カリッ!」と食感が残っています。乱切りだとどうしても、厚みがあるためモサモサとした芋の感じが強く残ります。
「そこが良いポイントでしょ」と言う人もいれば、「いや、あれが嫌いだ!」と言う意見もあり、大学いもをめぐる芋論争がスタートする訳です。
そして、美しいとろみのある蜜が、輪切りのサクッと芋に染み込んで、食感はサクサク、カリカリと共に、しっとり感がちゃんと出ています。表現すると「生かりんとう」と呼びたくなるような食感が、なんとなく近いかもしれません(筆者視点)。
さつまいもの甘さも充分あるので、蜜は甘さ控えめでベッタリとした水飴のような感じではなく、ややサラッとしています(半分トロリ、残り半分はサラリ・・難しいですね)。
今回は、東松島市野蒜の「旧野蒜駅舎」すぐ横にある「のびるノ茶屋」の「つぼ焼き大学いも」をご紹介ました。
お店の横にテーブルと椅子があるので、そこに座って食べることも出来ますし、お店から徒歩15分程度で「野蒜海岸」がありますので、天気が良ければ大学いもを持って、海岸で食べるのもおすすめです。
※海岸にはゴミ箱はありませんので、みんなでゴミは持ち帰りしましょう。
※「野蒜海岸」までの道のりは以前の記事をご参照ください↓
[この夏、モダンになった野蒜海岸をみんなで見にいぐべ!]
是非、皆さん連休中に輪切り大学いもの新食感を、召し上がってみてください。
そして、一緒にイモ侍になりましょう。
店舗名:のびるノ茶屋
商品名:つぼ焼き大学いも
住所:宮城県東松島市野蒜字北余景 15-1
営業時間:10:00 - 17:00
定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日が定休日になります。