【ガーデニング】お花の土を再生する方法とは!ひと手間で鉢の土が蘇る【鉢植え編】
お花の土を再利用したい、捨てる場所にも困るし、新しい土代ももったいないけど、前に植えていたお花の土に新しいお花を植えると育たない。
こんなお悩み解決します。
鉢植えのお花の土は基本、毎回新しいものがおすすめですが、再利用も一工夫で可能です。
私が長年経験してきた、土の再生方法紹介しますね。
お花の土の再利用にはひと手間必要
お花の土、ここでは鉢植えの土を再利用する場合についてのお話です。
鉢植えのお花が咲き終わって、植え替える時に、そのままではほとんど育たない土です。
面倒ですが、土の再生リサイクルにはひと手間必要です。
私の場合の再利用は以下の通りです。
天日干しで殺菌殺虫
鉢の土を全部出し、古いお花の根を取り除きシートの上で1日以上天日干しする。
これだけで、土の中の虫や病気の元などもかなり減らすことが可能です。
古い土の中には病害虫が潜んでいることも多いですので、一旦天日干しがおすすめです。
古い土を再生する方法
古い土をそのまま使うと、栄養分がなくなっていたりして、お花が良く育たない土であることが多いです。
古い土を再生するには、有機物と言って、天然成分のバーク堆肥や有機肥料などを混ぜ込むだけで自然と土の中が再生されていきます。
具体的には、バーク堆肥や、お花用の有機肥料を混ぜることです。
この作業で、土の中で自然と土が良い土へ変化していくと言われています。
最低でも、バーク堆肥や肥料は多めに混ぜるのが成功の秘訣です。
土の再利用に適したお花とは
冬場は病害虫がほとんど出ないので、遅めに植える11月上旬以降のビオラやパンジーなんかにも使えます。ただし、暑い10月の気候で植えると病気が出てしまいがちです。
他には球根類なんかは強いので、チューリップなどにも使えます。
冬に休眠するアジサイのベビー苗なんかもとても有効に使えて、そのまま2年後上記画像のように再生した土でこんなに咲きました。
花壇の土にはあと一つ必要
上記、鉢植えのお花の土の再生について紹介してきましたが、花壇の場合は後ひと手間必要です。
石灰を混ぜ込むことだけです。
石灰の成分が、土を中和してさらに良い土へと自然と導いてくれます。
農家の方が、石灰を撒く姿はよく見かけるかもしれませんが、自宅の花壇でもおなじで、とても有効です。
まとめ
鉢植えのお花の土を再生するにはひと手間が必要です。
今回紹介した方法はガーデニング歴20年の私の自己流ですが、上手く行くとき行かない時もあります。
大事に育てたいお花は基本新しい土がおすすめです。
しかし、土が余ったら再利用も考えてみて下さいね。
ポイントは、一旦シートなどに上げてて天日干し。
古い土を良い土へ帰るためにバーク堆肥を加える、有機肥料を与える。
これくらいです。
節約にもなりますので、ぜひお試しくださいね。
ただ、大事に育てたいお花は新しい土が安心ですよ。