ハズレの秋なすを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
暑さも和らいで秋らしい気温になってきましたね。実がパンパンにつまった夏のなすもおいしいのですが「秋なすは嫁に食わすな」というとおり、秋のなすは肉質がきめ細かく柔らかいので夏とは違ったおいしさがあります。
今回はそんな秋なすの選び方がわからないという方に向けて、おいしいなすの見分け方を紹介していきます。
秋なすの選び方
鮮度が良くておいしい秋なすを選ぶなら、以下3つのポイントで見分けましょう。
・なすの表面が濃い紫色
・ずっしりと重い
・ヘタの切り口がみずみずしい
秋なすの選び方1なすの表面が濃い紫色
なすは果皮にハリがあり、色が濃い紫色のものを選びましょう。
なすの紫色はポリフェノールの色です。非常に強い抗酸化作用があり、老化やシミ、シワを予防してくれます。
また、ヘタ側の実が白いものがありますが、朝採りして日が当たる前に収穫された証拠なので、ヘタ側の場合は紫じゃないからと言って避ける必要はありません。
秋なすの選び方2ずっしり重い
ナスは成分の90%が水分で構成されています。
収穫されて時間が経ってくると、水分が抜けて軽くなっていきます。軽いなすは水分が抜け、実がスカスカして美味しくありません。
持ってみてずっしりと重量感を感じるなすを選びましょう。
秋なすの選び方3ヘタの切り口がみずみずしい
私がお店でナスの鮮度チェックをする時は、ガク付近を重点的にチェックします。
茄子のヘタはカビが生えやすく、ガク付近の実は腐りやすいんです。腐っているときは実がオレンジ色に変色します。
みなさんもなすを選ぶときは「色」「重さ」「ヘタ」に注目してくださいね!
また、なすはトゲが鋭ければ鋭いほど鮮度がいいと言われていますが、夏以降は徐々に木が弱っていきトゲも弱々しくなるので、10月くらいからはトゲで鮮度を見分ける方法は使えない場合が多いので合わせて覚えておきましょう。
八百屋一押しのなすの食べ方
なす料理の中で、私一押しのレシピは「なすの生姜焼き丼」です。
「なすの生姜焼き丼のレシピ」という記事を別で書いているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
秋なすの選び方まとめ
今回は秋なすの選び方がわからないという方に向けて、おいしいなすの見分け方を紹介しました。
他にも「なすが1ヶ月もつ保存方法」や「レンジでなすの煮浸しを作る方法」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。