Yahoo!ニュース

厄介な雑草ヤブガラシの芽を食べてみたら意外に美味しい山菜だった・採集の方法と調理を詳しく紹介

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

ヤブガラシとは

ヤブガラシはほぼ日本全国に分布するブドウ科のツル性の多年草です。

蔓性の雑草ヤブガラシの正式な名前はヤブカラシ
蔓性の雑草ヤブガラシの正式な名前はヤブカラシ

ヤブガラシと呼ばれることが多いが正式な名称である標準和名ではヤブカラシです。

この記事では一般的に呼ばれる事が多いヤブガラシで記載させて頂きます。

根は生薬に、新芽は山菜として利用できる反面、繁殖力が旺盛な実に厄介な雑草としての側面もあります。

どこにでも繁茂する強健な性質の厄介な雑草
どこにでも繁茂する強健な性質の厄介な雑草

名前の由来は藪の上に繁茂して日光を遮り下の植物を枯らしてしまう事から「藪枯らし」と名付けられたとの事です。

新芽は少し辛味のある山菜として美味しく食べる事が出来ます。

厄介者の雑草だが新芽は山菜として美味しく利用できる
厄介者の雑草だが新芽は山菜として美味しく利用できる

ヤブガラシを採る

新芽の部分を折って取り集めます。

新芽の部分を折って採る
新芽の部分を折って採る

試しに食べてみるなら片手に山盛り一杯もあれば充分です。

この程度なら散歩中に短時間で採ることが出来ます。

試食程度なら片手に収まる位で充分な量
試食程度なら片手に収まる位で充分な量

調理しましょう

持ち帰ったヤブガラシの芽は水で軽く洗いましょう。

水で軽く洗う
水で軽く洗う

洗い終えたら熱湯に入れて茹でます。

熱湯で茹でる
熱湯で茹でる

生の時は深紫色をしているヤブガラシの新芽は熱湯に入れた途端に鮮緑色に変化します。

熱湯に入れると鮮緑色になる
熱湯に入れると鮮緑色になる

2分間茹でたら熱湯から出します。

茹で時間は2分
茹で時間は2分

茹で終えたら水に入れてアク抜きをします。

ヤブガラシはややアクが強いので30分に1回水を取り替えながら3時間ほど水に晒します。

3時間ほど水に晒してアク抜きする
3時間ほど水に晒してアク抜きする

晒し終えたらザルに上げて水気を切ります。

晒し終えたら水気を切る
晒し終えたら水気を切る

水気が切れたら適当に食べやすい大きさに切りましょう。

ほのかな辛味と独特の風味が特徴ヤブガラシのお浸しの出来上がりです。

酢味噌やマヨネーズで食べるのがお勧めです。

酢味噌やマヨネーズが良く合う
酢味噌やマヨネーズが良く合う

今の季節どこにでも繁茂している厄介な雑草ヤブガラシですが、調理次第で美味しい山菜として楽しむことが出来ます。

皆さんもヤブガラシを見つけたら是非食べてみて下さい。

もしかしたらヤブガラシのことが好きになるかも知れませんよ。

最後までご覧頂きありがとうございます!!

この記事は動画でもご視聴頂けます↓

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

健啖隊の最近の記事