厄介な雑草ヤブガラシの芽を食べてみたら意外に美味しい山菜だった・採集の方法と調理を詳しく紹介
ヤブガラシとは
ヤブガラシはほぼ日本全国に分布するブドウ科のツル性の多年草です。
ヤブガラシと呼ばれることが多いが正式な名称である標準和名ではヤブカラシです。
この記事では一般的に呼ばれる事が多いヤブガラシで記載させて頂きます。
根は生薬に、新芽は山菜として利用できる反面、繁殖力が旺盛な実に厄介な雑草としての側面もあります。
名前の由来は藪の上に繁茂して日光を遮り下の植物を枯らしてしまう事から「藪枯らし」と名付けられたとの事です。
新芽は少し辛味のある山菜として美味しく食べる事が出来ます。
ヤブガラシを採る
新芽の部分を折って取り集めます。
試しに食べてみるなら片手に山盛り一杯もあれば充分です。
この程度なら散歩中に短時間で採ることが出来ます。
調理しましょう
持ち帰ったヤブガラシの芽は水で軽く洗いましょう。
洗い終えたら熱湯に入れて茹でます。
生の時は深紫色をしているヤブガラシの新芽は熱湯に入れた途端に鮮緑色に変化します。
2分間茹でたら熱湯から出します。
茹で終えたら水に入れてアク抜きをします。
ヤブガラシはややアクが強いので30分に1回水を取り替えながら3時間ほど水に晒します。
晒し終えたらザルに上げて水気を切ります。
水気が切れたら適当に食べやすい大きさに切りましょう。
ほのかな辛味と独特の風味が特徴ヤブガラシのお浸しの出来上がりです。
酢味噌やマヨネーズで食べるのがお勧めです。
今の季節どこにでも繁茂している厄介な雑草ヤブガラシですが、調理次第で美味しい山菜として楽しむことが出来ます。
皆さんもヤブガラシを見つけたら是非食べてみて下さい。
もしかしたらヤブガラシのことが好きになるかも知れませんよ。
最後までご覧頂きありがとうございます!!
この記事は動画でもご視聴頂けます↓