【元住設メーカー勤務】「うっかり」では済まされない!お風呂のNG行動3選
元住設メーカーに勤めていましたが、故障が原因でアフターサービス依頼をするお客様の中には、自然故障ではなく「誤った使い方によるもの」であるパターンも少なくはありませんでした。故障でなくてもメーカーがオススメしない使い方をしている人も。
元住設メーカー勤務の暮らし研究家が、多くの人がやりがちな「お風呂でのNG行動」を解説をしていきます。
1.換気扇をしたまま入浴をする
換気扇をしたまま入浴すること自体は故障の原因にはなりませんが、入浴中は切るのが基本です。
とくに寒い時期はお風呂の蒸気で浴槽に入っていないときでも身体を温めることができますが、換気扇をしてしまうと身体を冷やしてしまいます。最悪の場合、寒暖差が原因の「ヒートショック」を起こしてしまうリスクもあるので、入浴前には必ず切っておいた方がよいでしょう。
お湯が冷めやすくなり、ムダに追いだき機能を使わなければならなくなるというデメリットもあります。
2.「岩塩」の入浴剤を使用する
発汗作用などのある入浴剤として人気の「バスソルト」ですが、じつは一般家庭の浴槽や配管との相性が悪く、メーカー側は推奨していない場合がほとんどです。
素材によっては、サビの原因になってしまうことも。その他の入浴剤においても、種類によってはNGとされるタイプもあります。NGの場合には、取り扱い説明書に書かれていますので、一読しておいた方が後悔はないでしょう。
3.照明に水をかける
壁掃除をする延長で、照明も丸洗いしたくなりますが、たとえ照明を切っているときでも水をかけるのはNGです。お風呂の蒸気がかかっても大丈夫なように想定してつくられていますが、直接水をかけることまでは想定されていません。
照明は固く絞った布でやさしく拭き取るだけでいいと言われるほどデリケートなものです。めんどくさいからと言って丸洗いしようとしたり、壁掃除のときに誤って水をかけないようにご注意ください。
誤った使い方は保証対象外!「知らなかった」では済まされない
システムバスはセットでの組み立てになっているため、単品での取り替えができない箇所もあり、「知らなかった」では済まされない場合もあります。
もちろん、誤った使い方をして故障をした場合には「保証期間中でも保証対象外」となりますので、いつも以上に注意が必要です。1回や2回使用したほどでは変化はなくても、繰り返しNG行動をとるうちにある日突然故障することも大いにあるので、NG事項として把握しておいた方が後悔はないでしょう。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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