“天乃屋の歌舞伎揚”を“焼そば”に再現?「でかまる 天乃屋の歌舞伎揚味焼そば」をレビュー
「でかまる 天乃屋の歌舞伎揚味焼そば」を食べてみました。(2024年7月22日発売・東洋水産)
この商品は、“でかまる”シリーズ35周年を記念して“株式会社天乃屋(あまのや)”のロングセラー商品である“天乃屋の歌舞伎揚”をカップ麺に再現したもので、砂糖の甘みと醤油の旨味をベースに“あられ”の風味を利かせたソースに仕上げ、そこにコシが強く食べ応え抜群な角刃の太麺が食欲をガツンと満たす一杯、“でかまる 天乃屋の歌舞伎揚味焼そば”となっております。
では、今回の“でかまる 天乃屋の歌舞伎揚味焼そば”がどれほど砂糖の甘みや醤油の旨味をベースにした濃い目の焼そばソースに仕上がっているのか?“天乃屋の歌舞伎揚”をイメージさせる“あられ”の風味、ラードを使用した油で揚げたコシの強い角刃の太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(143g)当たり685kcal。
食塩相当量は3.8gです。
次に原材料を見てみると、砂糖の甘みや醤油の旨味をベースに“あられ”の風味を利かせた和風テイストに仕上げ、香ばしくも醤油感の強い安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、粉末ソース、特製油といった3つの調味料などが入っています。
では、“かやく”を加えて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:720ml)
その後しっかりと湯切りをして、特製油を加えてよく混ぜ、さらに粉末ソースを加えてよく混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や“味付油揚げ”がふっくらとした仕上がりとなり、砂糖の甘みや醤油の旨味をベースに“あられ”の風味を利かせたことによって“天乃屋の歌舞伎揚”をイメージした香ばしさが際立つ食べ応え抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、ほどよく味付けされた太めの角刃で、ガシッとしたコシの強い食感が心地良く、麺量も120gとボリューム感抜群な仕様となっており、そこに砂糖の甘みや醤油の旨味をベースに“あられ”の風味を利かせた濃い目の焼そばソースがよく絡み、精製ラードによる風味やほんのり香る“あられ”の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“味付油揚げ”以外に“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…砂糖の甘みと醤油の旨味を利かせたソースがよく染み込み、油揚げ特有の旨味もじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずは全体をよく混ぜながら食べ進め、後ほど噛み応えのある太麺と絡めていただくと、より一層ジューシーな旨味が際立って楽しめることと思われます。
ソースは、砂糖の甘みや醤油の旨味に“あられ”の風味を利かせたことで、和風ソースといった印象が強く、もう少しスナック感というか、“揚げせんべい”特有の香ばしさが欲しかったオイリーなテイストとなっています。
ということで今回“でかまる 天乃屋の歌舞伎揚味焼そば”を食べてみて、砂糖の甘みや醤油の旨味をベースに“あられ”の風味を利かせたソースに仕上げ、そこにラードを使用した油で揚げた角刃の太麺とも相性良くマッチした食べ応え抜群な仕上がりとなっていました。
ただ、どうしてもスナック感のあるテイストを“焼そば”にアレンジしたことでオイリー感が際立ってしまい、実際の“天乃屋の歌舞伎揚”を加えなければ良い意味でのスナック感や香ばしさが引き立たないため、全体の仕上がりとしては微妙なところではありますが…安定感もあり雰囲気のある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「でかまる 天乃屋の歌舞伎揚味焼そば」“天乃屋の歌舞伎揚”を“焼そば”に再現した甘みのある一杯