ビオラの種まき!この暑い時期に上級者が無理して撒く理由とは【冬のガーデニングを楽しむ為に】
ビオラの種まきの投稿がInstagramでも次々と上がり始める季節ですが、ビオラの初は適温は15度から20度、それなのになぜこんなに暑い時期に種まきするのでしょう?
その理由は11月頃から咲かせてある程度咲いた状態で真冬を迎える。これで真冬もお花が絶えないビオラのお花が咲かせられます。
逆に、ビオラの発芽適温の気候まで待つと10月とかになります。発芽はしますが、お花は年内には咲かず、冬は葉っぱだけのビオラになります。
これが、エアコンを使ってまで早くビオラの種まきをする理由です。
毎年1000株以上種まきからビオラを育てる経験談で紹介しますね。
ビオラの種まきから開花までの日数
ビオラの種まきをして4日くらいで発芽してきますが、そこからお花が咲くまで60日が目安。
逆算していくと、今種まきして、お花が咲くのは10月後半から11月上旬です。
そこからの気候を考えてみましょう。11月上旬に開花させられれば比較的春の気候に近いので、ビオラはどんどんお花を咲かせます。
その状態へもっていってあげるのが、今からの季節の種まきです。
種まきが遅すぎると開花は春
ビオラの種まきから開花までの日数は60日ですが、遅れるほど冬の気候になり開花はしないまま真冬を迎えてしまいます。
ビオラは真冬になる前に開花して成長させないと、真冬は葉っぱだけで、開花するのは2月後半から。
真冬の気候になる前に咲かせて冬を迎えると、庭には開花したビオラが楽しめます。
今種まきするならエアコンの部屋で
年内にビオラを咲かせて真冬の庭を彩りたいという、ご質問がとても多いのですし、様々な方法があります。
一番失敗しないのは種まき直後からエアコンの効いた部屋に入れる。設定温度は25度くらいで、4日もあれば発芽します。
さまざまな方法が紹介されていますが、エアコンを4日くらい入れっぱなしのリビングや寝室で簡単に発芽します。
種まき8時間後の温度がとても大事です。このタイミングにエアコンの部屋を冷やす。
数日つけっぱなしでも電気代は数百円。これがベストで私の場合は毎年実践しています。
種まきが遅れると冬はお花なし
ビオラの種まきからの育て方は、9月中旬までに種まきを完了する。これ以上遅くなると年内にお花が咲かないまま、真冬を迎えてしまいます。
真冬になるとビオラは咲き始めているものは長持ちして冬のガーデンを彩ってくれますが、種まきが遅かったビオラは真冬に咲かず、次に咲くのは2月後半からの春の気配がしたころからになります。
まとめ
ビオラの種まきって何故こんなに暑い時期からするのだろう?
そんな疑問について紹介してきました。
これから9月上旬くらいに種まきをすると、比較的温暖な11月上旬にモリモリ咲き始めます。
目安は種まきから開花まで60日ですが、季節が冬に向かうともっともっとかかります。
なので、プロや上級者は今から種をまいて11月に咲かせて、真冬の間もお花を楽しんでいます。
少しハードルは高いかもしれませんが、ビオラを何故こんなに早く種まきするのかの現実です。