「カレーメシ」が「ゴーゴーカレー」を再現

今回レビューするのは、日清食品の「ゴーゴーカレー監修 ゴーゴーカレーメシ」。日清食品の名物カップライス「カレーメシ」が、全国チェーンの金沢カレー専門店「ゴーゴーカレー」の味を再現しています。

「ゴーゴーカレー」といえば、銀皿の上に真っ黒でどろどろのカレーやカツなどのトッピングがのっているのが特徴です。カレーメシでその味を再現する場合、お店の大きな特徴であるトッピングのカツをどう再現するのかが気になるところ。

今回の商品では、日清食品が新開発したという「チキンカツ」入りとのこと。日清食品お得意の「謎肉」が関係していそうな形状で、カレーの味だけではなくこの「チキンカツ」も楽しみな存在です。

「ゴーゴーカレー監修 ゴーゴーカレーメシ」の内容物

内容物は、パフライスや固形ルゥ、かやく類が入っていて、別添袋は入っていません。「チキンカツ」が結構たくさん入っていました。固形のルゥは形状こそいつもの「カレーメシ」と同じですが、さすが「ゴーゴーカレー」だけあって真っ黒です。

「ゴーゴーカレー監修 ゴーゴーカレーメシ」食べてみた

真っ黒でどろどろのルゥにパフライス、そして「チキンカツ」のシンプルな組み合わせです。銀皿に黒いルゥや大きなカツがのった本来の「ゴーゴーカレー」とは見た目だいぶ違いますが、真っ黒いルゥの色はお店に近いのではないでしょうか。

ルゥの真っ黒な色やどろどろの形状は「ゴーゴーカレー」にとても近いのですが、食べてみると味は違っているよう思います。

「ゴーゴーカレー」のルゥは濃いもののスパイスはあまり強くないのですが、今回のルゥは結構スパイシー。「ゴーゴーカレー」よりも、スパイスの強い商品が多い「カレーメシ」の特徴を踏まえているようです。スパイシーな「ココイチ」好きの人でもいけるのではないでしょうか。

新開発の「チキンカツ」は、「カップヌードル チリトマトヌードル」などに入っている「白謎肉」と思われるダイス肉を、上の面と下の面を衣で挟むことで再現しています。

さすがにお店のカツにはボリューム面で及ぶべくもないですが、新アイテムのインパクトは十分。味わうとチキンカツのような風味が感じられ、衣のちょっとザクッとした食感もあります。濃いルゥと合わせるとお店のカツほどの存在感はなくなりますが、面白い存在なのは間違いありません。

真っ黒いルゥと「チキンカツ」が面白い

「ゴーゴーカレー」の味を「カレーメシ」で再現した商品でしたが、真っ黒でどろどろなルゥの再現性は高い一方で、味はだいぶスパイシーで「カレーメシ」要素が強かったです。

また、「ゴーゴーカレー」の大きな特徴であるトッピングのカツは、新開発の「チキンカツ」で再現しており、再現性は高くないもののインパクトは大きくて面白い存在でした。