おもちゃがが貸せない子は優秀!「貸してあげなさい」はNG対応です
子どもと一緒に公園へ行ったり、支援センターなどで遊んでいると、他の子と使いたいおもちゃが一緒になって、対応に困ったことありませんか?
「かして」と言われても子どもはなかなか貸せないですよね。そうなるとママが「貸してあげよう」と声をかける姿をよく見かけます。
しかしこれがNG対応であることをあなたは知っていますか?
どのような対応が正しいのか、詳しくお話しましょう!
おもちゃが貸せないのは当たり前
遊んでいたおもちゃを「かして」と言われたところで、パッと切り替えられる子どもはいません。「貸したくない」「もっと遊びたい」と思うのが普通です。
ここで「貸してあげよう」と言ったり、「こっちのおもちゃと交換しよう」と子どもの気持ちをごまかすような対応はNGなのです。
私たち親が子どもに教えるべきは、『自分の気持ちを無視して、相手に合わせること』でしょうか?この考え方は、もしかしたら日本人特有のものかもしれません。
わが子に相手の顔色をうかがい、自分の気持ちにフタをするような大人になってほしいと思いますか?
親が子どもに教えるべきこと
それは、『自分の意見を相手に伝えられること』なのです。つまりおもちゃを貸してと言われたとき、正しい対応の仕方は、【子どもにどうしたいか聞くこと】です。
「まだ遊びたい?」「貸してあげたい?」と子どもがどうしたいのかを聞きましょう!もしも「まだ遊びたい」と言うのであれば、それを相手の子に伝えましょう!
「貸したくない」は自分に素直な証拠
「かして」と言われて「イヤ!」と貸さないのは、自分の「まだ遊びたい」という気持ちに素直なだけなのです。自分の意見をしっかり持てているし、それを表現できているのですから素晴らしいことです。
しかし、その伝え方は親が教えてあげましょう!さすがに「イヤ!」「ダメ」ではトラブルのもとです(汗)
子ども同士でわかりやすい伝え方は「あとでね」です。「貸して」と言われてまだ使いたい時は「あとでね」と伝えるように教えましょう!
使い終わったら貸してあげよう
「あとでね」は「私(僕)が使い終わったら貸してあげるよ」という意味です。
遊び終わったら必ず「かして」と言ってきた子におもちゃを貸してあげましょう!
これによって、相手の子も【待つ経験】ができ、【待っていれば貸してもらえる】ということを学べます!
まとめ
おもちゃを貸せないわが子を見ると「気が強くて…」「わがままで…」と思うママも多いかもしれませんが、実は自分の気持ちに素直な素晴らしいお子さんなんです!!
ぜひ「あとでね」の言葉を教えてあげてくださいね!
このほかにも子育てに役立つ情報を投稿しています!最後までお読みいただきありがとうございました。